めざせ百名画

旅行も山もどうもご無沙汰なので、現実的な映画鑑賞をテーマにしてみました(いい加減)

309 日本の相撲 双葉山時代の回想

2017-12-09 05:05:28 | 日記
最後は記録フィルムです。

公開は昭和21年ですが、撮影は17〜18年です。

昭和の大横綱4人の中の1人です。(誰が決めた?)

優勝回数は12回で、白鵬の40回とは比べものになりませんが…あっちは平成か。

ラジオ放送の普及につれて、多くの国民が相撲を楽しむようになりました。

日中戦争の拡大につれて、力士も召集されたそうです。

当時の番付表にも、力士名の後に「召集」と印刷されてます。

ただ、身体が大きいモンで、軍服が合わない力士などは体格不適格で帰された事もあったとか。(笑)

召集されないまでも、力士達は勤労奉仕・戦地慰問などに駆り出されてます。

前回の上映で観ましたが、野球などの試合が非常時で開催自粛になる中、大相撲興行は休まず

行われました。

ただ、国技館内は禁酒、正午と三時には戦況ニュースが流され、避難訓練も行われたそうです。

両国国技館は昭和19年に陸軍に接収されて、風船爆弾の工場になりましたが、場所の時期になると

疎開?してた力士達が集まってきて、興行は行われたそうです。

土俵の四隅には柱が立ってます。

そりゃ屋根があるんだもんね?

後にテレビ中継が始まる時に無くなったそうです。

廻しの締め方も緩くて、取り組みを見ていると身体をよじる力士の腰から解けていく廻しが

…エロいです。(笑)

あれ〜!とは言わないまでも。

食糧事情も悪かったでしょうに、この体格を維持するのは…さぞ近所迷惑だった事でしょう。

廻しをお互いにガッチリ取り合って胸を合わせる取組は観ていて手に汗を握りました。




アパートに帰ると、封筒が届いてます?




私が300名画だと知ってのオファーでしょうか?