石橋みちひろのブログ

「つながって、ささえあう社会」の実現をめざす、民主党参議院議員「石橋みちひろ」の公式ブログです。

本日の厚生労働委員会の模様

2011-10-27 23:11:27 | 活動レポート

予告通り、今日の参議院・厚生労働委員会で、民主党を代表して質問に立ちました!

 

今日の質問は、自分でもまずまず満足しています。一番大きかったのは、質問時間ですね。

実は、民主党に割り当てられた時間は105分間で、質問に立った3人で35分ずつ割り当てられていました。ところが、最初に質問に立った大島九州男議員が5分早く終了。次の牧山ひろえ議員も7分早く終了。結局、二人分で12分の貯金が出来て、それが全部最後のバッターだった私の時間になり、トータルで47分に!これがありがたかったんです。

当初、35分ということで質問したいけどムリだな~と思っていた原発作業員の質問や、最低賃金、ワークライフバランスの質問もやることが出来ました。結果的に、当初の組み立て通りに、聞きたいことを聞きたい順番で出来たので、自分でも納得しましたし、聞いていただいた方々にも分かりやすかったのではないかと思います。

 

質問終了後、民主党の仲間も握手を求めてくれましたし、小宮山大臣も「とてもいい質問だった!」と言ってくれました。素直に喜んでいます。まだまだベテランの皆さんには叶いませんが、これからも精進してがんばります!

質疑の内容については、また改めて報告します。お時間ある方は、ぜひ参議院のインターネットTVで録画をご覧下さい!


木曜日の厚生労働委員会で質問に立ちます!

2011-10-25 23:44:01 | 活動レポート

今日は、午前10時から参議院・厚生労働委員会が開催されました。

メインの議題は、小宮山洋子厚生労働大臣の所信表明演説。大臣として、今後どのような問題意識、課題認識、達成目標を持って厚生労働行政にあたるか、その実現に向けてどのような方向性で政策を打っていくか、そういった点について決意が述べられました。

この大臣所信に対する一般質疑が10月27日(木曜日)に行われますが、私も、民主党を代表する一人として質問に立つことになりました。

具体的には、分厚い中間層の復活、最低賃金の底上げ、セーフティネットの拡充、地域における安定雇用の創造、ワークライフバランスの実現に向けた長時間労働の抑制、非正規雇用労働者の処遇改善、被災地における雇用支援策、原発労働者の安全・健康確保、国際労働基準の役割と未批准のILO条約の批准、等の課題について質問しようと思っています。

NHKでの中継はありませんが、参議院のインターネットTVで中継がありますので、応援を宜しくお願いします!


海外からの留学生たちとのディスカッション

2011-10-24 23:20:02 | 活動レポート

今日は、久し振りに英語で、しかも大学の留学生たちとディスカッション。なかなか貴重な時間を過ごすことが出来ました!

 

今日、国会見学に来てくれたのは、文教学院大学の国際交流プログラムで来日中の留学生たち。米国が中心ですが、マレーシアやネパールなど、アジアからの留学生も含まれています。

どういうご縁で?と不思議に思われるでしょうね。実は、このプログラムの担当教授で、今日も学生たちを引率してきてくれたのが堀内光子さん(上の写真の左端の方)。元・ILOアジア太平洋地域総局長で、前・ILO駐日事務所長という肩書きを持つ方です。

堀内さんとは、今から16年前、私がシンガポールにある国際自由労連のアジア太平洋地域事務所(ICFTU-APRO)に出向していた時代に初めてお会いした間柄。当時、堀内さんはILOの地域総局長だったのですが、シンガポールにお出でになるときは必ずICFTU-APROの事務所に立ち寄られていたのです。その後、今度は私がILOに行くことになってイタリアに赴任した頃に、堀内さんは日本に戻られて駐日事務所長に。妙なご縁で今に至っているわけです。

その堀内さんからの依頼で、昨年12月、初めて留学生たちの国会見学を受け入れたのですが、思いの他、好評だった様子。そこで今年もぜひにという話しになって、今日の受け入れと相成ったわけです。

まあ何と言ってもメインは今日の意見交換。40分間ぐらいの予定で、最初の15分、私から国会の状況や現在の政治課題などについてお話しして、さあ後は自由に意見交換しよう!と言った途端、質問の嵐に。結局、予定を大幅にオーバーして1時間10分もやっちゃいました(笑)。

 

留学生たちは、結構、日本の現在の政治情勢や東日本大震災後の状況などについて知識を得ていて、「被災地の復興がなかなか進まないのは何故か?」「政府の対応が遅れている理由は?」「ねじれ国会をどう乗り越えるのか?」などなど、厳しい質問が! さらには「なぜ国会議員になったのか?」「国会議員としてこれから何を実現したい?」「日本の雇用環境の変化をどう見る?」と矢継ぎ早に質問が飛んできました。

私の説明に必ずしも満足してくれたわけではないと思いますが、留学生たちにとっても日本で国会に来て、議員と直接意見交換出来るというのは貴重な機会。日本の政治家にいいイメージを持って帰ってくれればいいのですが・・・(責任重大?)。

私自身も、海外から日本に来てくれた留学生たちと意見交換が出来たこと、大変貴重な経験でした。実は、久し振りの英語でのディスカッションということで、初めは少し緊張気味だったんですけど、それはバレずに済んだようです。


TPP交渉参加に関する連合の意見

2011-10-21 23:08:11 | 活動レポート

 

民主党政策調査会の「経済連携プロジェクトチーム(PT)」は、先週から総会を開いて議論をスタートし、今週月曜日以降、精力的に会合を重ねて、各種団体から主にTPP交渉参加についての考えについてヒアリングを行っています。

今日の「第6回総会」では、労働団体からのヒアリングを行いました。①連合(本部)、②自動車総連、③UIゼンセン同盟、④フード連合の4組織の代表が来てくれて、それぞれTPP交渉参加についての意見・態度について説明してくれました。

内容をごく簡単に報告すると、連合本部はTPP交渉「参加支持」の立場です。ただし、(1)労働者保護のための社会条項を協定に入れ込むこと、(2)人(労働者)の移動の自由化には反対であること、との考えが付記されました。自動車総連、UIゼンセン同盟も基本的に同じ立場です。

しかし、フード連合は交渉参加に慎重な態度を表明されました。他の3組織とは一線を画す考え方だったためか、会場が一瞬どよめいたような感じになりました。フード連合としては、やはり農業および関連産業への影響が深刻になる可能性について懸念をもたれているようです。

さて、私はその時点で退席しなければならなかったため、質問することが出来なかったのですが、今度機会があったらぜひ、下記の2点について連合に聞いてみたいと思っています:

  1. 条件として付記された「社会条項の挿入」と「人の移動の自由化阻止」が実現出来なかった場合、仮に日本が交渉に参加したとしても最終的な合意には連合として反対するという理解で良いか
  2. 連合の組織内にも、TPP交渉への参加に前向きな組織と慎重な組織が存在するが、連合として、TPPによってプラスの影響を受ける産業からマイナスの影響を受ける産業に対する財政的な支援スキーム構築を提唱(主導)する考えはないか

 

個人的に、これらの点はTPPへの参加を検討する上で重要な要素になると考えています。今後、ぜひ連合本部との意見交換を続けて行きたいですね。