天愛元年

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新元号『天愛』元年にスタート

沖縄いつの日

2021-08-23 18:05:26 | 日記
女子高校の甲子園決勝、高知中央対神戸弘陵戦をジェンダーに理解が有りそうだったNHKが不当にも中継しないので、見ないでおこうと思っていたけれど、やっぱり気になるのでネット観戦したら、本格的だった。ピッチャーは高知の右腕和田千波留、神戸のサウスポー日高結衣の両先発とも体格、フォーム、スピード、変化球のいずれを見ても、評価対象として疑問だけれど、私の高校時代より優れていた。練習を積んだ成果が窺え、神戸が序盤に大きくリードする展開となったけれど、絞まっていて面白い。
男子の方は大雨に祟られ、中止、延期だけでなく、コールドゲームやノーゲームが出たり、異例の展開となっている。降雨コールドで東海大菅生に勝った大阪桐蔭が祟りなのか、今日の2回戦で近江に逆転負けした。
沖縄のコロナ感染状況が酷さを増している。もう2年前になるか、元同僚5人で仙台、松島を旅行した帰りの新幹線で、首里城全焼のニュースが入った。丁度次の旅先を相談していたところだったので、直ぐに首里城お見舞い沖縄訪問にしようと決まった。ところがコロナ蔓延のせいで、まだ果たせずにいて、見通しも立てられずにいる。そこへ沖縄旅行5人組が全員コロナ感染というニュースが流れ、益々厳しい状況となった。会の世話役に愚痴の歌を送った。

ノーゲーム
コールドゲームと
つれなきは
甲子園かは
我が身なりけり









王子との出逢い

2021-08-19 14:05:01 | 日記

 全く想像を絶する超人である、大谷翔平は。メジャーリーグで40号本塁打に一番乗りした上に、先発投手登板して8回まで1点に抑えて勝ち投手。これで8勝目を挙げた。世界を馬鹿にしているのか、と言うしかない。やれ二刀流だ、現在までのところ最多ホームランだと言っても、先々月辺りまではいずれ調子が崩れ、ご免なさいになるだろうと、高を括っていたけれど、だんだん本物ではないかと思うようになった。そして今日、自信から確信にと言った怪物を超える『モンスター』になっていたことが分かった。
 いよいよ、あしたかあ。『ひねくれ女のボッチ飯』最終回。最初見てた頃は、「白馬の王子」の出現と出遭いによって、このドラマも接ぎ穂を失い、完璧にダレて、見る価値がなくなると予想していた。しかし、うまく逃げられた。延々と食堂サーフィンに終始して、化けの皮を被ったまま最終回まで逃げ込まれた。がっくり来るタイミングを最後まで持ち越されて、視聴を強制終了するチャンスが無くなった。どんな陳腐で詰まらない結末を用意しているのだろうか。白馬の王子の冴えない姿に幻滅失神する、或いは無気力な自分と同じレベルに共感、意気投合して結ばれる、―――どちらも下らなさ過ぎる。こうなったら、自分でシナリオを作るしかない。白馬の王子のSNS投稿を秘かにチェックしていた同僚彼女が、王子のひとり誕生会に来合わせ、ひねくれ女の見ている前でサプライズ告白して、めでたしめでたし。ヒロインのつぐみ(飯豊まりえ)は不貞腐れて、極上グラタンを馬鹿食いする。いいね!
 もっと先が読めないのは夏の甲子園である。19日第1試合目、滋賀の近江と福島の日大東北は5回裏2死満塁の場面で雨天ノーゲーム、ッてありか? 先の東海大菅生と大阪桐蔭戦では、グラウンドが田んぼのようにぬかるんでも8回まで試合を強行した挙句、コールドゲーム宣告したのに、あと1球か1死の我慢ができなかったのか。政府のコロナ対策に便乗しているのか、行き当たりばったり、全く方針が定まらず、ダブルスタンダードどころか何でも有りになっていないか。第1、2試合は中止で、天気が回復すれば第3、4試合は実施するとか、待ったありの縁台将棋みたいで、気が抜けてしまう。


ぼっち飯
砂を噛むよな
味がして
膳を並べば
臍を噛むかも






つれづれ

2021-08-18 11:45:33 | 日記




 名作映画『イージーライダー』はジャック・ニコルソンの怪演が楽しい。確か謝肉祭だと記憶するけれど、デニス・ホッパーとピーター・フォンダのバイク2人連れが許可なくパレードに突っ込んだら、刑務所に拘束された。そこに現れたのが酔っ払いの罪で同房に先客として捕まっていたやさぐれ弁護士役のニコルソン。最初は揉めたけれど、そんな中で争っても仕方なく、二日酔いの弁護士が、We are all in the same cage. と宥めて仲直りする。英語の冠詞の使い方に手こずる者としては、この場合の the はぴったり嵌まっていて分かりやすい。これを We are all in a cage. だったらややこしい。ケージだけに、我々はみんな刑事に捕まった、と訳すこともできる。しかし、哲学的には、人間はみんなそれぞれの檻に閉じ込められているのだ、の意味にも取れる。今気になっているのはそういう事ではなく、今朝のNHKラジオ英会話の英作文レッスンで、「これはあなたが絶対頼りにすることのできる情報です」という設問に対し、This is information on which you can definitely rely. という模範解答が載せられていることである。You can rely on に、definitely まで付いて、これこそがあなたに特別に用意された情報ですとばかりに特定しているのに、information に the が付かなくて参った。不可算名詞には定冠詞も付かないのかと思って、参考までに( for your information )ネットをチェックすると、all the information available on the Web (ウェブ上で利用できる全ての情報)みたいな定冠詞付き用例が見付かった。個人的な結論としては、文法学的に冠詞に拘るな、である。以前、遠山顕講師が英会話は弱・強のイントネーションを際立たせ、意味の薄い部分は弱く発音すると教えていたように、聞こえないくらいに弱く発音するなら、有っても無くても相手に判断させればよく、あまり気にすることはないと思った。しかし、書いて提出する英作文なら、すぐばれてしまうのが弱点と指摘できる。
 昨日夏の甲子園5日目第1試合の東海大菅生と大阪桐蔭の東西有力チームの激突を見ていたら、大降りの雨が降り出し、グラウンドが田んぼ状態となった。ピッチャーは足を取られて泥に手を突くし、バッターは手が滑ってバットが飛んでしまうわ、強烈なゴロの打球が野手の前で止まってしまったり、事故が起きそうで、とても続行できる状態でなくなった。中断したので、大相撲の水入り方式でそのままの状態で後日再試合をSNS提案したけれど、無情にもコールドゲームで大阪桐蔭の勝ちと宣告された。
 することがないのでアマゾン・プライムビデオで『アイ・アム・サム』を見ていると、雨が止んだ。この隙間だと思って散歩に出たら、歩道に退屈そうに佇んでいる猫が居た。撫でられないか近づいていくと、向こうもこちらに気付いて近寄って来てくれた。人間の反応より猫の方が優れているのではないかと思った。

遅梅雨の
暫し止む間に
友求め
歩めば応ふ
猫もつれづれ








人の業

2021-08-16 12:02:58 | 日記

 アフガニスタン政権がタリバンの手に落ちた。国際政治を見る視野と見識を一切持たないけれど、感想は「それ見たことか」である。米軍占領・統治下以降、日本の国際政治・政局を見る目はアメリカのフィルターを通してであった。米ソ対立、米国のベトナム侵略戦争などの国際紛争に対して、常に米国サイドの歪んだ展望しか持てなかった。核戦略や沖縄政策などで属国根性が染み渡っていた。しかし、御主人はそうした健気な下僕の気持ちなどは汲んでくれず、日本の頭越しに米中国交回復に走り、国際パワーバランスにおいて日本に孤立、根腐れの危機感を持たされた。それでも米国にしがみ付かざるを得なかった。日本の報道機関も、イラクのフセイン大統領、アフガニスタンのタリバンは悪の権化とする米国シナリオをナイーブに信じ切り、垂れ流した。局外に立って濁りない目で見れば、織田信長が勝とうが武田勝頼が勝とうが、豊臣秀吉が勝とうが柴田勝家が勝とうが、歴史の後講釈を待たなければ善悪をつけてもしようがないことなのに、旦那の言い分だけにのめり込んでしまっていた。米軍のイラク侵攻、アフガニスタン侵攻を、こうした瓦版は支持、吹聴し、いまタリバン政権の誕生にぐうの音も出ず、書き様が無くなった。
 お嬢ちゃんコメントでサンデーモーニングの張本勲氏が集中砲火を浴びているのを見て、なら女々しくヘッドギアというかプロテクターを着けずに勇ましく闘ったらどうかと頭に浮かんだけれど、思い返すとロンドン金メダルの村田諒太選手もガード付きだったので、ぐうの音も出なくなった。東京では男子選手は被っていなかったような記憶があるけれど、嫁入り前であってもなくても、顔に青あざが付いたり、変形したまま治らなくなったら困るので、保護すべきは勿論である。
 日本列島を襲う大雨とともに気温が急降下し、この夏、半袖シャツと短パンで寝ていたのが、それでは寒くなって夜中に、冬に着ていたパジャマを引っ張り出して寝直そうとしたけれど、なかなか寝付けなかった。仕方なくプライムビデオ用タブレットを出して、『ひつじがすき 日本のひつじ牧場』を観た。日本各地の牧場のひつじを延々と紹介してくれた。世界に1000種類くらいあるそうで、メェーの印象そのままの羊や、茶色いのや、馬のような顔つきのや、いずれも可愛くて飽きさせない。これはますます寝れないぞ、と焦り出すと、最後に期待通り、定番の「羊が百匹」をやってくれた。ナレーション付きで「羊が1匹」・・・、・・・と各地の愛らしいのを映し出し、さすがに10匹、20匹程度で終わるだろうと高を括っていると、とうとう100匹まで到達し、最後まで寝ることができなかった。

牛見ても
羊を見ても
愛しさに
人のごふとは
凄まじきかな










イップス

2021-08-14 13:22:21 | 日記

 現代は多様性の時代と言われ、相異なる価値観、思想、信条、宗教、人種、性意識などを持つ人間が互いに尊重し合い、より高次な社会を築こうと心を寄せ合うことが求められている。そうした社会の趨勢は古典的・伝統的倫理を持って押し止められないけれど、そのベクトルの向かう速度、距離、幅に対する許容度については無限なのか有限なのか、現在のところ一致した見解、共通認識が固まっていないようである。しかし、時勢は刻々と新奇な事象が生まれ、膨らみ、熟慮を待ってくれない。直近では新型コロナウイルス感染がある。欧米先進国ではいったん大きな荒波に洗われ、応急のワクチン開発など、一定の学習効果を積んだ。幸いスロースタートだった日本にも、「さざ波」から段々とうねりが押し寄せ、1日の新規感染者数が2万人を超し、累計では111万人超と勢いがついて、欧米先進国のピークレベルに達するのか、封圧できるのかの瀬戸際に立っている。さざ波レベルの頃は、脆弱な医療態勢から零れた感染状況を社会監視の力によって封じ込めていたように見える。しかし、個人的直感では、1日2万人を超えると、多様性の論理が幅を利かせてくるような予感がする。感染者は特異でなく、単なる少数者との意識が芽生えると、中には少数者で留まっている必要はなく、意図的に広めて、仲間を増やそうとする動きが出てくるのが社会の経験則である。これを助勢する者として、「コロナは風邪に過ぎない」という確信を持つインフルエンサーが国内外に一定勢力を持ち、意図的拡散者としては集団免疫に役立つのだという言い訳が成り立つ。昨年のコロナ感染流行初期に、感染者が道連れを求めて飲食店の従業員に唾を吐き掛け、両者が感染死するという事件が内外で見られた。この教訓を忘れて、首相官邸に近い考えの持ち主が「さざ波」だ、「風邪」だとの政府無作為擁護説を振り撒いていると、閾値を超えて収拾がつかなくなる恐れがある。
 きのう卓球Tリーグの新シーズンチケット予約販売が始まったとのメールが入り、目の色を変えて物色した。リ・ホーチン(李皓晴=香港)、フォン・ティエンウェイ(馮天薇=シンガポール)、スー・ワイヤムミニー(蘇慧音=香港)、サウェータブット・スターシニ―(タイ)ら魅力選手が満載の日本ペイント・マレッツの試合は9月11日の初戦から是が非でも観たいと思った。また、女子5つ目の新チーム「九州アスティーダ」に参戦の超有望新鋭、シン・ユビン(申裕斌=韓国)選手のプレーが間近に見れるなら、絶対に見逃せないと心躍った。マレッツと木下アビエルの対戦チケット予約があとワンクリックで完了という所まで来て、イップスが起き指が鈍った。軽い風邪を引いても1カ月くらい体調を崩すのが常の気管支系の弱い体質なので、横目で感染状況報道を見て、怯んだ。罹れば必ず重篤に陥り、自宅で七転八倒しながら、惨めながらも未練の残るこの世との別れの覚悟がまだできていない。その前に、高速ラリー並みに仲間を道連れにする気力が残っているかどうかも分からないし、そういうストーリーは出来れば避けたいものである。