天愛元年

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新元号『天愛』元年にスタート

夏越し

2019-06-30 11:32:08 | 日記

6月の晦日。今年は5月に令和になって、新年が2度来たみたいでややこしいけれど、1年の半分が経過したことになる。夏本番を迎え暑さ当たりをしないよう、夏越しの祓え行事が各地で行われ、京都・北野天満宮では大茅の輪くぐりがあるはず。疫病退散できたのか、主要20カ国首脳大阪会合が無事終わって皆さん怪我無く帰らはった。いろんなシャトルのバイ会談が行われたのに、最隣国との日韓会談が飛ばされたのは、いくら成果が見込めないからと言って、大人気なくないかなあ。目玉の日米、日露、日中で儀礼以上の成果があったとも伝えられてはいない。国際情勢は虚々実々、奇々怪々に運ぶことがあり、米大統領再選に向け好材料が欲しいばかりの気紛れなトランプさんが、文在寅大統領の手引きによって板門店で北朝鮮の金正恩さんと会って何がしかのアピールができたら、文氏に大感謝することもあり得る。そうなると、安保条約、日米貿易不均衡で目に見える譲歩をしないとゴルフ友達のシンゾーとの関係が比較低下する事態も予想できる。安倍政権最大の政治課題である北朝鮮拉致被害者救出を成し遂げる上でも、韓国を粗略に扱わなかった方が良かったという結果にもなりうる。意地より事の成否が肝心である。

息子夫婦のチケット手配により昨日は何年ぶりかの野球観戦でオリックス対西武戦を見た。成瀬が0―3のまだ試合の展開がどう転ぶか分からない場面で中継ぎに起用され、著名選手を見ることができ喜んだ。のも束の間、カツンカツン打たれた挙げ句、金子侑に今季初のホームランを浴び、1回も持たずKO。痛々しくて辛かった。前の席にKIKUCHIの名入りのユニホームを着た西武ファンが居た。成瀬と入れ代わりに外に出て、今は大リーグ。背中が泣いていた。松ヤニだ何だと騒ぎ立てる質の悪い人品下劣な野郎ばかりの国なんか捨てて、早く戻っておいでよ言いたい。まあ、そんなカスどもを、思いっ切りぎゃふんと言わせてからでもいいけれど。
 
 
武者押しに 構ふばかりは はか行かず
肝と知恵にて 計り有りこそ
 




一線

2019-06-28 13:14:15 | 日記
行住坐臥、とにかく口をついて出るのが「暑い」やな。トランプ、習近平、文在寅と、日本にとって熱い役者が揃って来日しているせいか、むうッとする。日本だけの特殊現象でなくて、欧州も熱波に包まれて、パリなんか摂氏45度の気温が予報されているそうな。生死に関わる一線を超えると、年金不安や生活不安と言っておられず、エアコンを急いで取り付けないと、あの世の方が心配になる。そうなると、人気メーカーの三菱重工(7011)、シャープ(6753)、ダイキン(6367)辺りが買いかな。何か不思議と中国銘柄ばっかりやな。トランプ大統領に目の敵にされる中国不安の中の逆張り妙味狙いで行くか。それでもけっこうダイキンやシャープは買われてるで。しぶとく噛み千切る顎の力の強いビーバーに賭けるのが一番無難かな。
気温だけでなく、一線を超えると危険なものが世の中にはいっぱいある。闇の世界を笑わせていたら、健全なお笑い娯楽にならへん。仲間内ではまあ堅いこと言わんでもエエやんと庇うやろけど、ちょっとでも気を許して馴れ合いになると、薬物中毒と同じように身動きが取れんようになるくらい怖いで。
ポジションも膨らみ過ぎたら弾ける。ブルームバーグによると、円ショートが1年3カ月ぶりの高水準に積み上がっているそうな。米中首脳の一時的妥協が世界経済の破局を免れさせればドル買いポジションがワークしても、米大統領選を控え、いつちゃぶ台返しが起きてもおかしくない。一線を超えるとやっぱり怖い、コワい。
それでも、カネで済むうちはまだマシや。イランは27日を過ぎたら、核合意の上限を超えてウラン濃縮を実施すると宣言したはった。この一線を超えたことが明白になったら、アメリカの対応はやくざの脅しより迫力があって、実弾が飛ぶことになりかねない。それもピストルみたいに可愛いもんでなく、空爆の炸裂弾やから世の中を破壊する力がある。芸能人の不倫による夜の一戦より後始末が難しくなる。無辜の生命にかかわる、この一戦だけは避けてもらいたい。
この暑さを乗り越えるため、タイカレーを作った。初めてココナッツミルクを使った。1缶入れたら随分、鍋の量が増えた。赤唐辛子の輪切りも思いっきりばら撒いた。結果、味はクリーミーな中に、ビリッとトウガラシが利き過ぎていた。でも、タイカレーはこれくらいでないと、暑さが凌げない。

古への 聖りの如く 矩こえず
和をたふとしと 為すぞ世のちゑ


Owl

2019-06-27 14:17:29 | 日記
熱帯低気圧が上陸間際か。暑さに蒸しが加わり、不快指数が上がってきやがった。この頃、昼飯のうどんかラーメンに汗だくだったけれど、冬場の残りのソバが見つかったので、冷やしにしたら楽になった。ただ、野菜を煮込めないので、トマトを副菜にしたら、これも冷涼感があった。また、冷やしソバとソーメンに親しむ季節が始まったなあ。
フクロウを飼うなら、目にインパクトのあるキンメフクロウがいいかなあ。目が金色に光っているもん。ブッ、ポー、ソーと鳴くコノハズクもまた好みである。木に擬態して羽が茶黒い樹皮のようなのが洒落ている。確か、嵯峨天皇の離宮だった大覚寺の大沢の池のほとりの樟に営巣しているのを見付けたのが、この種だと思う。でも実際に飼うなら、体長15センチ足らずのサボテンフクロウが手軽でいいかもしれない。サボテンとか木の洞に入って身を守っているけれど、自分で穴を突っついているわけでなく、キツツキが開けた空間を利用させてもらっているのが、茶目っ気があっていい。ならば、自助努力するのかと思わせる名のアナホリフクロウも、プレーリードッグなどが掘った穴を間借りしているというから、フクロウ族は皆、昼間寝ているだけでなく、生涯怠け者の性質らしい。やっぱり、去年愛猫に先立たれた淋しさを紛らわせるためだから、飼うなら、鳴き声が猫に似ているというオオコノハズクが好いかもしれない。
『東京貧困女子』が図書館に有ったので借りて読んでいる。東洋経済オンラインでも偶に読んでいたシリーズの纏めであるけれど、インパクトが大きい。社会、民族の方向を変質させる兆候となる内容を持っており、日本の土台が腐っていくのではないかと恐怖心を覚える。100年安心できない年金問題を脇に置いてでも、この貧困・格差問題を骨董的響きのある厚生経済の精神から正攻法でまじめに取り組まなければ、骨董的な価値観である共助の精神も消えていくに違いない。案外既に、国の締め付けさえなければ、そんなものは元々無くて、法の内に在る者と外に置かれている者との弱肉強食が、歪んだ言論のオブラートに包まれて進行中と言えなくもない。地震でも何でも、エネルギーが溜まり切ると破壊力が増大するので、そういう時代に際会したくないなあ。それまでは特異例を針小棒大に扱っているだけだろうと見て見ぬ振りをするしか対処策はない。

飼ふとせば おほこのはづく なは鳴きそ
猫に似たらば 恋ひしさあふる




EURA

2019-06-25 14:11:24 | 日記
日本の老人、親爺が楽しみにする大相撲が7日から名古屋で開幕かあ、待ち遠しいな。きのう番付が発表され、阿炎、竜電が小結に昇進し、トランプ場所優勝の朝乃山は前頭筆頭どまりか。米大統領、安倍首相両夫妻を特別席に招いた千秋楽で、肩透かしを喰わせて負けたからお灸を据えられたな。25歳同い年の阿炎が優勝の先を越され張り切っている。狙いはと聞かれ、優勝と即答し、「できんじゃねえの」と軽く突っ張っていた。攻め口は高速回転の突きで相手の喉をねじ上げるえげつないものだけれど、性格と口調が可愛い。肖像画が国技館の壁面に掲げられる力士最大名誉の優勝をそんなに軽く目標に掲げたら、白鵬以下他の力士は相撲を取る前にズッコケてしまうくらい、阿炎には愛嬌がある。子熊もまた可愛い。滋賀県高島市の住宅裏庭に子熊2頭が迷い込んだので追っ払おうとした男性が親熊に噛まれたという記事があった。軽傷で済んだとは言え気の毒なものの、私も16、7年前に熊野山中で遭遇した小熊の愛らしさを思い出した。その頃は即身成仏を目指して熊野古道を南北東西から跋渉して、熊野修験道に取り憑かれていた。確か吉野からの踏破だったと記憶するけれど、熊笹の生い茂る細道を、めんこい小熊2頭がひょこひょこッと右方向に横切った。捕まえてやろうと追いかけたけれど、左手奥の熊笹がごそごそッと揺れたので足が竦んだ。目を凝らしたけれど向こうも動きが止まった。高い笹だったので姿は見えなかったけれど母熊に違いないと怯え、体が硬直してしまった。10分ほど様子を窺っていたけれど日が暮れたら大変なので、大きめの石を2個拾い投げつけて、一目散に走り去ったら何事も無かった。そういう成仏はしたくなかった。でっかいヘビとか鹿とか熊野は自然が豊かだった。こういう場合に備えてドローンを学ぶことにした。きのう図書館で『ドローン ハンドブック』(森健司著、玄光社)を借りた。日本は国際社会から核兵器開発を禁止されているので、数年前から日本政府に対し、ドローンにサリン爆弾を積んで防備を固めよと提唱している。だから、上九一色村も陸軍中野学校のような政府外郭団体が宗教に偽装して、兵器開発に勤しんでいいるのだと怪しんでいた。トランプ米大統領が日米安保の廃棄をいつ決断してもいいように、マッハ10クラスの極超音速のステルス・ドローンの本格的開発、導入を進め、配備を実行しなくてはならない。また、国家安全保障体制も対米従属でなく、ロシア、中国、インド、欧州にまたがるユーラシア大陸同盟の構築に軸足を移す準備を始める必要がある。新たな共通通貨としてユーロを発展解消させるユーラ(EURA)を採用するところまで検討しているけれど、ドローンの基礎は全く知らなかった。ドローン(Drone)とは英語でオス蜂を意味するのだそうである。第2次大戦中に既にイギリスが開発していた無人爆撃機をクイーンビー(Queen Bee、女王蜂)と名付けていたので、その後各国で開発するようになった無人機を、女王蜂に群がる雄蜂と呼ぶのだそうである。操作がけっこう難しいので、最初は室内で飛ばすおもちゃのドローンで慣れるのが良かろうと書いてある。例えるなら、最新式スマホに羽を付けて飛ばすようなもので、各種アプリを使いこなすのに、運転免許の返納が近づいているシニアだとかなり手こずりそう。いよいよ野外となったら、お奨めはDJI社製の「Mavic 2 Pro」か「Phantom 4 Pro」辺りだそうで、20万円前後する感じである。でも意外にも、基本はカメラを積んで空撮するのが目的みたいで、もちろん個人がサリンを積めるような仕様にはなっていない。山道に潜む熊の探索にドローンを利用しようというのは、よく考えればアメリカがイランに対するのとよく似た構図である。熊笹に覆われてよく見えないのでグングン近づくと、鋭い爪で一撃されることもある。市街地や住宅地や小中学校の運動場や、原っぱでも他人の所有地では飛ばすことができなかったり、規制が七面倒臭いので、ざーッと読むだけでドローンの購入はしないと思う。
食はす実を 人里にまぐ 親熊の
子を思ふ心 人に劣らず


ノウゼンカズラ

2019-06-23 21:24:17 | 日記
ノウゼンカズラの橙色が目に染みる季節となった。この花を綺麗と意識し始めたのは、高速道の側壁に群生しているのを何十年も前に見付けたときで、見惚れて危うく追突しそうになった。のちに友人に花の名前を教えてもらった。それ以来ずうっと石川県能登地方の隣の能前地方が特産地なので命名されたと勘違いしていたけれど、能前という地名は越後と越前の関係のようには、古代も存在しなかったようである。原産は中国とか。花言葉は名声あるいは名誉だそうである。
タンビカンザシフウチョウという奇妙な鳥がパプアニューギニアに生息しているとNHKの『ダーウィンが来た』で紹介していた。普段のオスは黒い体毛に虹色の多彩な胸毛があるのだけれども、求愛の時には全身真っ黒の球形に変身したうえ、上の木の枝に停まるメスに向け、黄色の目と青い口の模様を浮かび上がらせ、誘惑する姿を映し出していた。性暴力問題などなく、メスはそれを厳正に審査してオスを伴侶に選んでいるようである。オウムが喋ったり、鳥もけっこう高度なコミュニケーション力を持っているなあ。人間は万物の霊長などと言っているけれど、生き抜くための知恵を働かせているはずなのに、平均寿命が80-90代になって高齢化社会と恐れ戦いているのに対し、オウムは平気で100歳を超えるのが居るというから、人類は進歩と調和に計算違いをしている気配も感じられる。
定年近くまで飯を食わせてもらった会社を辞めた後、まだ仕事を探している時、立ち寄ったセルフのガソリンスタンドで監視員から、危険物取扱者乙種4類の資格を持っていたら働けるよと言われ、必死で勉強して取った。試験場には女子高生風の若い人もいた。しかし、小学6年生が4類だけでなく全類に合格したという今日の記事を見てびっくりした。自分の小学校時分に授業以外の勉強なんて余裕はなかった。世の中の進展が加速し、リングに上がるのが早いこと。一方で、リングを降りるべき人が留まっているというか、生活のため留まらざるを得なくなって、パイプがけっこう詰まってきた感じがする。熾烈なイジメやいびり出しが生じるはずや。
もっと熾烈な戦いが28-29日のG20大阪サミットで繰り広げられる。直前の習近平中国国家主席の北朝鮮訪問みたいな不可解な動きがあるし、ロシアのプーチン大統領が北方領土を引き渡す計画がないことを明言するなど、リングに上がる前からパンチが出ている。米中貿易戦争の決着やイランを巡る米ロの睨み合いなど、見どころ満載というか、訳が分からん。とにかくベルリンの壁崩壊やソ連邦崩壊並みの歴史上の分岐点のような気がする。暫く諸大国はこっちに神経を集中してもらって、米国とイランが戦争突入しないことを願うのみやな。

夏告ぐと のうぜんかずら 緋に燃えて
戦さのけはひ 激しからんか