6月の晦日。今年は5月に令和になって、新年が2度来たみたいでややこしいけれど、1年の半分が経過したことになる。夏本番を迎え暑さ当たりをしないよう、夏越しの祓え行事が各地で行われ、京都・北野天満宮では大茅の輪くぐりがあるはず。疫病退散できたのか、主要20カ国首脳大阪会合が無事終わって皆さん怪我無く帰らはった。いろんなシャトルのバイ会談が行われたのに、最隣国との日韓会談が飛ばされたのは、いくら成果が見込めないからと言って、大人気なくないかなあ。目玉の日米、日露、日中で儀礼以上の成果があったとも伝えられてはいない。国際情勢は虚々実々、奇々怪々に運ぶことがあり、米大統領再選に向け好材料が欲しいばかりの気紛れなトランプさんが、文在寅大統領の手引きによって板門店で北朝鮮の金正恩さんと会って何がしかのアピールができたら、文氏に大感謝することもあり得る。そうなると、安保条約、日米貿易不均衡で目に見える譲歩をしないとゴルフ友達のシンゾーとの関係が比較低下する事態も予想できる。安倍政権最大の政治課題である北朝鮮拉致被害者救出を成し遂げる上でも、韓国を粗略に扱わなかった方が良かったという結果にもなりうる。意地より事の成否が肝心である。
息子夫婦のチケット手配により昨日は何年ぶりかの野球観戦でオリックス対西武戦を見た。成瀬が0―3のまだ試合の展開がどう転ぶか分からない場面で中継ぎに起用され、著名選手を見ることができ喜んだ。のも束の間、カツンカツン打たれた挙げ句、金子侑に今季初のホームランを浴び、1回も持たずKO。痛々しくて辛かった。前の席にKIKUCHIの名入りのユニホームを着た西武ファンが居た。成瀬と入れ代わりに外に出て、今は大リーグ。背中が泣いていた。松ヤニだ何だと騒ぎ立てる質の悪い人品下劣な野郎ばかりの国なんか捨てて、早く戻っておいでよ言いたい。まあ、そんなカスどもを、思いっ切りぎゃふんと言わせてからでもいいけれど。
武者押しに 構ふばかりは はか行かず
肝と知恵にて 計り有りこそ