本邦では令和の新時代が明けた最初の令月の皐月もきょう晦日を迎えた。憎悪のやり場のない凶悪事件が起き、何とも言い難いけれど、最初の国賓にトランプ米大統領を迎え、皇室外交の見事な滑り出しを目にすることができたことは喜ばしい。
五月の節句は鯉のぼりで、広島カープが5月月間19勝を挙げ、月間勝利数の球団新記録を達成したそうな。しかも昨日の対ヤクルト戦は、ぴちぴち若手の山口翔投手が初先発し、7回を1安打0点に抑える目覚ましいプロ初勝利を飾った。大瀬良、ジョンソンにあとちょっと、という台所に救世主が現れた感じやな。それにしても悲惨なのはヤクルトの14連敗。これまでの最多連敗記録は1998年のロッテの18連敗らしい。しかし、この中に一つの引き分けがあって、ストレート連敗では1970年に16連敗が記録されている。チームはやっぱりヤクルトで、当時はアトムズ。鉄腕でもこんなことが起きるけれど、ぼちぼち梅雨入りでみんなの体力が落ちる頃、独り乳酸菌が効き始め、負け癖の付いていない交流戦でスキッと盛り返せればいいなあ。
みかどに通ふ おほきさきも坐す

