昼公演を見てから間が開いてしまったこともあって、両者の比較に不確実さを伴うというのは、少しでも公正を期すため、書いておこう。当の昼公演については、きついこと書いてしまった手前、無用のバランス感覚で、この夜公演に対するハードルを、無意識のうちに下げてた可能性もあるかもしれない。そういう言い訳を述べた上で、それでも無謀にも断言してしまおう。この夜公演の方が格段に良いと感じた。
昼公演では、初っぱなで食らった「嘆きのフィギア」の一撃にまいってしまったけど、この夜公演では、少なくとも「集中力に欠ける感じ」はない。未熟な感じはするけど、一所懸命さはそれなりに伝わってくる。やはり昼公演では緊張していたか、あがっていたのかなと、甘めなフォローなどしてしまう。
続く「涙の湘南」では、昼公演を見た時とは、決定的に変わってしまった状況がある。この間に、上枝さんがじゃんけん大会で結果を残して、それなりではあるけど、注目のメンバーとなった。その効果が覿面に出てしまったんだろうか。上枝さんを軸にするかのように、昼公演とは比べものにならないくらいに良く見えてしまった。さらには河野さんが、体調不良で休演という情報まで、ここに加わってくる。
こうなると、何もかも良い風に見えてくるから不思議なもの。MCは明らかに良くなってる。しゃべりが安定してて、リズム感も良く感じられる。メンバーのノリもドンドン良くなって行って、「アーモンドクロワッサン計画」の寸劇までもがクサくない。何より、元気さと勢いが、猥雑感を押し隠してくれる。観客の歓声も凄いことに。
ユニット曲も、そこは「渚のチェリー」とか「ガラスのI LOVE YOU」とか、人気曲故の強メンバージョンがいろいろあるんで、比較劣位(←誤用)にならざるを得ないけれど、それでも決して悪くはない。むしろ後半に向けて、勢い付いて行くんだから驚き。
もっとも、そういう状況とかの変化のなかったHKTでも、昼公演よりも夜公演の方が明らかにできが良いように感じられたんで、これはある程度普遍性のある現象なのかも知れない。単純に昼よりも夜の方が、集中できるのかも知れない。伸び盛りの若いチームは、一つでも後の公演の方が、できが良くなって行くものなのかも知れない。
そして、けれどもこれが決定的なんだろうなというものがある。これを書くと元も子もないんだけど、無意識のうちに比較してしまっていた対象が、昼公演では、「見逃した君たちへ2」のKIIという、当時にして最強ではないかも知れないけど最良のチームによるA2ndだったこと。しかも、記憶補正までかかってる。これに対し、この夜公演の比較対象は、一義的にはBII自身の昼公演だった。実は、この差が一番効いてるのかもしれない。
と言いつつ、引っ張るけど、ラストのMCで、「思い出せる君たちへ」公演で唯一売れ残りが出て、営業活動と再販売で「満席」になったという現実、その事実を正面から受け止めた旨の発言が、上枝さんからあった。観客席も一緒に感動してたし、こういう経験が人を成長させるものなんだろう。本当にチームBIIは、この昼夜2公演で、急成長したのかも知れない、そうも思った。
昼公演では、初っぱなで食らった「嘆きのフィギア」の一撃にまいってしまったけど、この夜公演では、少なくとも「集中力に欠ける感じ」はない。未熟な感じはするけど、一所懸命さはそれなりに伝わってくる。やはり昼公演では緊張していたか、あがっていたのかなと、甘めなフォローなどしてしまう。
続く「涙の湘南」では、昼公演を見た時とは、決定的に変わってしまった状況がある。この間に、上枝さんがじゃんけん大会で結果を残して、それなりではあるけど、注目のメンバーとなった。その効果が覿面に出てしまったんだろうか。上枝さんを軸にするかのように、昼公演とは比べものにならないくらいに良く見えてしまった。さらには河野さんが、体調不良で休演という情報まで、ここに加わってくる。
こうなると、何もかも良い風に見えてくるから不思議なもの。MCは明らかに良くなってる。しゃべりが安定してて、リズム感も良く感じられる。メンバーのノリもドンドン良くなって行って、「アーモンドクロワッサン計画」の寸劇までもがクサくない。何より、元気さと勢いが、猥雑感を押し隠してくれる。観客の歓声も凄いことに。
ユニット曲も、そこは「渚のチェリー」とか「ガラスのI LOVE YOU」とか、人気曲故の強メンバージョンがいろいろあるんで、比較劣位(←誤用)にならざるを得ないけれど、それでも決して悪くはない。むしろ後半に向けて、勢い付いて行くんだから驚き。
もっとも、そういう状況とかの変化のなかったHKTでも、昼公演よりも夜公演の方が明らかにできが良いように感じられたんで、これはある程度普遍性のある現象なのかも知れない。単純に昼よりも夜の方が、集中できるのかも知れない。伸び盛りの若いチームは、一つでも後の公演の方が、できが良くなって行くものなのかも知れない。
そして、けれどもこれが決定的なんだろうなというものがある。これを書くと元も子もないんだけど、無意識のうちに比較してしまっていた対象が、昼公演では、「見逃した君たちへ2」のKIIという、当時にして最強ではないかも知れないけど最良のチームによるA2ndだったこと。しかも、記憶補正までかかってる。これに対し、この夜公演の比較対象は、一義的にはBII自身の昼公演だった。実は、この差が一番効いてるのかもしれない。
と言いつつ、引っ張るけど、ラストのMCで、「思い出せる君たちへ」公演で唯一売れ残りが出て、営業活動と再販売で「満席」になったという現実、その事実を正面から受け止めた旨の発言が、上枝さんからあった。観客席も一緒に感動してたし、こういう経験が人を成長させるものなんだろう。本当にチームBIIは、この昼夜2公演で、急成長したのかも知れない、そうも思った。