THE 羅針盤・・・キックボクシング

(旧キックボクシングの羅針盤)
豊富な経験と知識から【経営】【アポ無し行動学】を伝えていきます。

「ヤバい経済学」を読んで見て

2007-07-08 16:30:11 | Weblog
東洋経済新聞社から出てる、「ヤバい経済学」。この本は本当に面白い。

内容は多岐に渡ってる。犯罪率に関して、90年代に減少した。

庶民はニューヨーク市長、ジュリアーニの厳しい取り締まりのお陰だと思っていた。

しかし、作者が調べた結果、その以前に中絶は禁止だった。

しかし、法の改正もあり、解禁になった。その事により、望まれない子供は減少した。

中絶禁止の時代は、若くして妊娠してしまい、生活力もないのに子供を生み、

その子供が非行や犯罪に走る事は少なくなかった。

中絶解禁により、生活力のない男女は中絶する様になった。だから、

犯罪が減ったと作者は結論付けてる。

この本は、本当に面白い。

話は飛ぶが、東京都の石原都知事が良く、ニューヨーク市長 ジュリアーニの

名前を良く出す。あの厳しい取り締まりを見習って、東京も厳しく取り締まってる。

しかし、本家のアメリカでは犯罪率の減少の要因を別の事に結論付けてる。

東京は、おそらく間違った方向に向かってる。自分が、東京に住んでいて肌で感じる。

取り返しのつかない事をしてる。


k-1小比類の戦い方をを丸裸にする

2007-07-08 15:16:15 | Weblog
日時:2007年6月28日(木)日本武道館であった、2007 K-1MAXのコヒVSツグトアマラの試合

を俺が使う分析方法で、丸裸にしてみたいと思う。ちなみに1ラウンドのみの分析にしてみた。

分析方法は、距離(ロングレンジ、ミドルレンジ、ショートレンジ)
高さ(上、中、下)の2つの要素にしてみる。

ツグトの攻撃
1,ローキッック:下:ショートレンジ 
2,ローキック:下:ミドルレンジ
3,ジャブ:上:ミドルレンジ
4,右ストレート:上:ミドルレンジ
5左ミドルキック:中:ミドルレンジ
6,右ストレート:上:ミドルレンジ
7,左ジャブ:上:ミドルレンジ
8,右ストレート;上;ミドルレンジ
9,バックハンドブロー:上;ミドルレンジ
10,右ストレート;上;ロングレンジ
11,右ローキック;下;ショートレンジ
12,右ミドルキック;中;ミドルレンジ  

計 手数12回 上X4 中X2 下X3  ロングレンジX1 ミドルレンジX9 ショートレンジX2

コヒの攻撃
1,ジャブ;上;ミドルレンジ
2,奥足ロー;下;ミドルレンジ
3,前蹴り;中;ミドルレンジ
4,ジャブ;上;ミドルレンジ
5;ジャブ;上;ミドルレンジ
6;ジャブ;上;ミドルレンジ
7:右ロー;下;ショートレンジ
8,前蹴り;中;ミドルレンジ
9,右ロー;下;ショートレンジ 反時計回り
10,右ロー;下;ショートレンジ 反時計回り
11,右ロー;下;ショートレンジ 反時計回り
12,右ロー;下;ショートレンジ 反時計回り
13,組んでヒザ;中;密着;
14,右ロー;下;ショートレンジ 反時計回り
15,組んでヒザ;中;密着;
手数;15回 上X4 中X4 下X7  ロングレンジX0 ミドルレンジX7 ショートレンジX6
                 密着X2
特に注目して欲しいのは、反時計回りでローキックを放ってるとこ。そうする事によってローに対して
カウンターのパンチを貰うリスクはゼロになる。
前回の試合、アンディーオロゴンにローキックに対してパンチを合わされダウンを奪われた。
その対策がしっかり取られていた。前田憲作さんがしっかり対策を練ったんだと思う。

もし、俺がチームドラゴンの選手を戦うをしたら、サウスポーに構える。すると自分の攻撃は当りやすくなる。
動揺した所で、一気にラッシュする。そうすれば勝てるはず。

この分析方法は、絶対に使えると思う。皆さんも試してほしい。

距離:ロング ミドル ショート 密着
高さ:上 下 下

コヒは、ミドルレンジX7 ショートレンジX6。
忍は、ミドルレンジX9 ショートレンジX2

明らかに忍はバランスが悪い。コヒが以外にバランスのいい選手だと言う事が分かる。

SWOT分析を格闘技に応用する

2007-07-08 05:21:29 | Weblog
SWOT分析とは、
S(STORONG)強み
W(WEAKNESS)弱み
O(OPPOTUNITY)機会
T(THREET)脅威
の頭文字を取ったものです。この4つの要素を分析し、適切なポジションに
自分の生存領域を確保する。
これは、マーケティング用語で非常に大事な言葉なので、ぜひこの機会に
憶えて欲しい。
例えば、K-1の魔裟斗選手を例に取ってみる。
S (STORONG)強みは、スピードと手数の多さ。
W(WEAKNESS)弱みは、下がりながら攻撃出来ない。
  リズムが単調、メリハリがない。
O(OPPOTUNITY)機会は、常に前に出て、手数を出し続けKOを出す為の
手数(分母)を増やしてる。
T(THREET)脅威は、常に前に出て攻撃してるので、カウンターを貰った
時、被弾が倍増してしまう。
この様に対戦相手を分析するのもいいと思う。