THE 羅針盤・・・キックボクシング

(旧キックボクシングの羅針盤)
豊富な経験と知識から【経営】【アポ無し行動学】を伝えていきます。

ジャパニーズドリーム手にした中国人コック(2)

2007-07-21 06:07:58 | Weblog
その中国人料理人、本来なら店が11時に始まるから仕込みで9時に来なければ行けない。
しかし、いつもさぼって11時ギリギリに来ていた。だから、仕込みは進んでない。
だから、その中国人料理人の子分で同じバイトのロックミュージシャンがいつも
タイムカードを10時にカラ打ちしていた。

ある日、そのカラ打ちしてるバイトが頻繁に遅刻をする様になって来た。
店長は、次の月に2回以上遅刻をしたらクビになると宣告した。
次の月になった。しかし、そのバイトは2回の遅刻を最初の週に既にしてしまった。
しかし、店長はクビにしなかった。仕込みは進まない。デリバリーの人数は
足りずクレームの嵐。
我慢も限界に来た俺は遂に、店長の上のSVタイムカードのカラ打ちとその
バイトの遅刻をチクった。
しかし、問題は解決されなかった。

それが、まずい事になる。
おれがチクった事が、その中国人料理人の耳に入ってしまう。
俺 対 中国人料理人+遅刻常習バイト
と言う構図が出来る事に。

話はかわるが、バイトのほとんどがバイクで店舗に来ていた。
その際にかかるガソリン代は自分持ちだった。しかし、
バイトは全員会社の経費で落としていた。
しかし、俺だけその中国人料理人と遅刻常習バイトにチクられる事に。
その事実を知ったのは、他店舗にヘルプに行った時だった。
そのヘルプ先の店長が俺に対して質問して来た。
「お前が働いてる店舗で自分のバイクのガソリン代金を経費で
落としてるバイトがいるらしいな!」

俺は思った。これは、2人にチクられた。
なんとか、逃れなければ。なぜか俺は、バイトを飛ぶ計画を立てる。
ただ飛ぶのは、何か工夫がないのである考えが頭をよぎる。

その詳しい内容は、バイト中に俺がヤクザに拉致されそのまま
バイトを去ると言うシナリオだった。
俺はそれを決行する事にする。まず、ネットで何でも屋を検索しそれを
やってくれる会社を探す。
まず一つ目の会社は、俳優の卵を使ってるので、演技力もかなり
レベルが高いと書いてある。
そこに打診して見る。しかし、答えは「そんな危ない事はできない」
との答えが返ってきた。

2社目。詳しい内容を話すとOKとの事。しかし、料金は前払いとの事。
いかつい男を2人手配するのにかかる
料金は3万×2=6万 決して安くない。
だが、1時間後に口座に振込実行する事に。
まず、店舗は11時からオープンする。11:30に拉致されるシナリオを打診。
計画当日。予定の時間になると車で2人の男か、店に乱入。◯◯!どこにいるんだよ!
俺は見事拉致され、そのまま店を辞める事に成功。
今思えば若気の至りだなと思う。しかし、その当時は必死だった。
この事件の教訓は戦略的に人間関係を築く事が大事だと言う事だった。
下手に攻撃すると自分がつぶされる。
その後の仕事は常に戦略的に行動するようになった。
こんな事、決してやっていい事ではない。しかし人間が追い込まれると
何をするか分からない
と自分で実感した。7年前くらいの話です。

ジャパニーズドリーム手にした中国人コック

2007-07-21 05:21:30 | Weblog
俺が以前働いていた宅配中華店は、ほとんどが中国人の料理人だった。
その会社のシステムは、1人料理人を紹介すると紹介料として、10万円入るシステムだった。
俺が働く店舗には、その料理人のボスである中国人がいた。
そのボスがほとんどの中国人料理人を紹介していた。だから、紹介料はかなりの額になっていた。
しかし、そのシステムには裏があった。その10万円の内、7万は自分の財布の中に入れ
後の3万は料理長の懐に賄賂をして献上していた。だから、料理長はその中国人からの紹介ごとに
3万が自動的に財布の中に入っていた。
だから、このシステムを廃止するはずもない。
このボスの中国人、自分の本国中国の地元から大量の親戚を呼んでいた。
簡単に日本に入国出来るはずがない。
蛇頭と組んで、親戚を入国させていた。
そのボスの中国人料理人は、日本に仲間を入国させる時にも手数料を手にし、さらに
その中華料理店に入れる時も紹介料を懐に入れていた。

その後そのボスの中国人料理人は、中国にデカイビルを建て賃貸収入を得てると聞いた。
見事ジャパニーズドリームを手にした。
しかし、中国人はえぐい。

中華の宅配の会社は、後に大手の丼物の会社に買収される事になる。

角海老宝石の強さ(訂正版)

2007-07-21 04:30:13 | Weblog
角海老の強さはその経営スタイルだと思う。
ボクシングジム、宝石店、ソープランド。

暴力、贅沢、SEX。

ある書籍がある。題名は「恋愛と贅沢と資本主義」もう1冊はアルビントフラーの「パワーシフト」

前者の書物は資本主義は恋愛(セックスも含む)と贅沢によって進化を加速して来たと言う内容。
後者は、人間の力(権力)は3つである。暴力、富(金)、知識。この3つと述べてる。

角海老を見てるとこの書物を思い出す。
人間のモチベーションの源泉を捉えてる。

男は女を口説く。女は男から口説かれたいを思ってる。世の中、男と女しかいない。

角海老の渋い経営に見習う必要がある。

あとこの2冊は軽くでも読んだ方が良い。内容は少し難しい。しかし、読んで損はない。


格闘技をやってる人はその後の人生を左右するかもしれない。

あと今気づいたんですが、2007/7/23の時点で日本チャンプは角海老でS・フェザーの
小堀選手のみでした(ボクシングマガジン8月号参照)。大変すいませんでした。