2年半ほど前・・・まだここに引っ越す前の春。。
ジジが拾われてきて、最初の春でした。
会社から少し離れた川っぷちの駐車場に、捨て猫がいる・・・と、
社員の一人が言うので、行ってみると。。
見事にちっちゃい白茶の猫が・・・トラックの下で、ヨタヨタ・・・ミャ~ミャ~泣いています。
抱っこすると、猫風邪なのか?目ヤニで目がほとんど開いていません。。
困ったなぁ~~・・・と、思いながらも事務所に連れ帰り、下の倉庫へ。。
とりあえず、段ボールにタオルを敷いて・・・うずくまったまま。。
本当にちっちゃい。。でも、鳴く声は大きい。
弱い子猫は、母親に居場所を知らせるために、声がよく通るのだそうです。
ジジも痩せてはいたけど、生後1年くらいだろうとお医者が言っていたけど、
この子は、2~3か月。。片手にも余ります。
お医者に連れて行き、血液検査をしてもらい、
大丈夫となったら、ジジのいるところへ。。
その後、見つけた社員と協力し、里親を探しながら、面倒をみることになり。。
ケージ越しに、いよいよジジとご対面したけど・・・
双方、「シャ~~ッ!!フ~~~ッ!!」の連続。
ケージの外で対面するのに、3日かかりました。
それでも、だんだんと距離を縮め・・・ジジはそっと見守るようになり。。
まだまだちっちゃい。。。A4のかごの半分も埋まりません。
薬を飲ませ、目薬をさし・・・
ジジと一緒にご飯を食べ・・・
一緒に寝るようになり・・・
ジジの後をついて歩きます。。
最初は、「ぶちゃいく」な子・・・だったけど、
日に日に可愛くてかわいくて・・・
内緒で、アパートに連れ帰り・・・
こんな寝姿に大笑い・・・
でも、1か月後・・・別れは突然やってきました。。
里親が見つかり、もらわれていくことになったのです。
よかった・・・。反面、寂しさがこみ上げます。
「お兄ちゃんは行かないの??」 「・・・・・・」
使っていたごはんのおちゃわんや、好きなおもちゃと一緒に
チビちゃんは居なくなりました。
いなくなると・・・涙が後から後からこぼれていました。
ジジが、事務所のあちこちを探し回るので、またかわいそうになり。。
何日も何日も泣きました。
今は、おチビの面影もないくらい貫禄のある様子だそうです。。
きっと幸せなんでしょうね。^^
こんなことがあったから・・・?
5か月後、保健所からチョビを連れてきたときに、
何の抵抗もなく面倒を見てくれたジジでした。
それも・・・運命だったのかもしれませんね。