授業をしながら、職場でのいろいろな出来事を話される生徒さん。
私なりに同友会やセミナーで学んだこと、本で読んだことなど、何か解決策になるものはないものかといつも色々な話をします。
そこで、なぜか日本史の話になり、白駒妃登美さんの本を生徒さんにお貸しました。
日本史で学んだこと以上に、歴史の背景や人々の想いを知ることで、より面白さを知ることができることでしょう。
今週届いた、「みやざき中央新聞」の取材ノートの欄に、こんな言葉がありました。
「自分たちがどれだけ頑張っても、死ぬまで戦乱が絶えない国や時代もある。そうじゃない世の中で生きているということは、前の世代の人たち、僕らの祖先が頑張ってくれたからです。
そして今度はぼくらがこの国を作っています。今日生まれた命、5年後、10年後に生まれる命は、ぼくらが作った世の中で生きるんです。だからこそ、ぼくらは何を残すのかということを本当によく見なきゃいけない。そのためにも、歴史を知ることが大切だと思うのです。 」
私たちは一人では生きていけません。一人一人の役割があって、社会を形成しています。
これからの子供たちに、「何を話し、何を残すのか」とても大切なことだと思いました。
1週間のうち、たった1時間の授業の中でも、子供たちに生きていく意味や学ぶ意味を教えていきたいと思っています。
子供たちだけでなく、大人もまだまだ学ばなければならないことばかりです。
これからの人生で、生きていく力を楽しく学べたらいいですよね。