こんにちは!ごりら🦍です。
本日は、史跡清見寺様の災害復旧工事に来ています!
大雨による大量の土砂が流れ込んでしまった庭園の復旧工事なのです。
現在、ほとんどの土砂を搬出し終わりました。
元の池の状態に戻りつつあります。
あとは、砂利を敷く作業が残っているのですが、
作業の合間に、その名勝と言われている「庭園」について、私なりに調べてみました。
まず、目を引いたのが「芭蕉句碑」と書かれた石の橋?です。
「松尾芭蕉」なら私も知っているのですが、橋になった石が句碑?って何??
そこで先輩に聞いたところ、
橋になっている石の裏側に芭蕉の句が刻まれているそうなのです。
写真では分かりにくいですが、裏に、
「西東 あはれさおなし 秋の風」
と彫られていました。
インターネットでその意味を調べてみました。
「東は江戸の芭蕉を西は去来兄妹をまたは、それぞれの旅を指しています。
西東と違っても旅情は一つのものである。
まして悲しい秋であってみればなおさらだ。」
という意味が込められているそうです。
哀しい句なので、人目に触れないようにひっくり返して石橋として設置された…
みたいなことのようです。
今回、池の水を抜いた事で、「芭蕉の句」も見ることが出来ました。
まさに、テレビの「池の水全部抜きました」の感動も実感してしまった訳です!!
そのほかにも、清見寺様の庭園には有名な石がいくつかあります。
その中に「牛」「虎」「亀」と呼ばれる石があります。
徳川家康の意向も入れられた庭園の中のそれらの石。
虎と亀は言われてみれば、そんな気もしましたが
牛だけはただの石にしか見えませんでした。(すいません)
…最後に、改めまして 庭園の全景を
この写真は、竹千代が今川義元の人質になっていた時代に
勉強していた部屋からの景色を撮ってみました!
今でも「家康公手習いの間」として残っています。
少しでも早く元の状態に戻してお客さんが観光に来られるよう引き続き頑張ります!
以上、新人監督ごりら🦍でした。
住宅以外のお仕事もやっておりますので、今後も発信させて頂きます!