A社様倉庫建築工事は、基礎工事が進んでおります。
建物の基礎の設計の際には、
必ず その建てられる地盤の強さを調べる地盤調査を行い
基礎の深さや形状、地盤の弱いところでは補強工事の検討も行われます。
今回の地盤調査の結果では、支持層と呼ばれる強い地盤の深さは
そんなに深くない事が判明しましたので、
予定されている基礎の下に、50㎝の『ラップルコンクリート』という
コンクリートを打設する設計となりました。
このラップルコンクリートの下に支持地盤があります。
掘削時に、設計者による実際の土質の確認も行いまして
ラップルコンクリートの工事を勧めました。
そして、建物全体の掘削が完了。
『捨てコンクリート』と呼ばれる基礎を受ける架台のようなコンクリートが施されています。
これから この上に 重量鉄骨柱を支える アンカー基礎工事、そして鉄筋工事が始まります。
その位置を正確に『捨てコンクリート』の上に『墨出し』して行きます。
次回は、頑固で大きい 『耐震基礎』の施工状況を報告致します
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