熊本地震では、地盤の補強工事が不十分で、倒壊した建物が多くみられました。
地盤が悪い土地での、当社の重量鉄骨3階建ての杭工事施工実例をご紹介します。
杭工事とは…
地盤が軟弱な場合に建物の荷重を地盤が支持できるように杭を打ち込む工事のこと。
①着工前状況
地縄を張り、あらかじめ建物の位置を決め、お客様に確認して頂きます。
②杭搬入状況
杭種は鋼管杭、摩擦杭等があります。
この現場では、9mのPC摩擦杭を使用しました。
③杭工事状況
地盤が悪い場所では、建物の重量を杭によって支持します。
地質調査をして地盤の状況を確認し、杭の種類を選定、構造計算をして決定します。
④杭頭補強状況
⑤基礎の掘削底の確認
設計された地盤面からの深さがとれているかの検査をしています。
⑥掘削工事全景
地盤の不陸を調整するため、砕石を敷きます。
⑦ベースパック工事状況
基礎と鉄骨柱をつなげるボルトです。
⑧ベースパック検査
仕様の確認、寸法チェックをしています。
⑨基礎配筋検査
構造計算によって決められた鉄筋の数量、太さを検査しています。
写真はベースコンクリートの配筋です。
⑩地中梁の配筋検査
⑪鉄筋工事全景
当社の検査課によって最終チェックが行われます。
今回は土の状況が悪くが鉄筋下端に入り込んでしまったため、 清掃をしました。
いつ起きるかわからない災害に対応する住宅が求められています。
当社も、地震対策のみならず災害に強い住宅を考えていきます。
an-saikei
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