静岡で重量鉄骨構造の建物ならアイディースリー池田建設 【スタッフブログ】

ブログタイトルをカメさん日記より変更しました。当社スタッフが日々の活動やイベントの案内などをブログで紹介します♪♪

沼津市高島本町で重量鉄骨3階建の鋼管杭工事を行いました。

2010年03月29日 10時16分44秒 | 監督の現場日記
この現場は、北方の愛鷹山および南方の静浦山地との間に挟まれて
存在する沖積平地内に位置しており、主に狩野川より供給された
沖積河川堆積物により構成されています。

ボーリング調査(深度10.5m)を行ったところ、
上部は緩い砂やシルトが交互に形成されていますが、
深度5.15m以深は、N値30以上の砂ですが、
N値が高いため液状化の怖れもないので、ここを支持層として、
鋼管杭を打設することになりました。


鋼管杭φ190m/m、ℓ4.5mが19本搬入されました。


重機・杭共、現場に設置され、打設をするばかりです。


杭が芯ずれを起こさない様に寸法チェックをします。


今回は、長さ4.5mの杭のため、GL-850まで打ち込むための
ヤットコをつけたまま打設できますので効率が良いです。


杭の頭に、耳のようにチャックバー(19×19×100)が取り付けられています。


その耳が回転軸のアタッチメントに加えられ、確実に回転トルクが発生できます。


重機の横にあるモニターで、オペレーター以外の人もトルク値を確認できます。


打ち込み完了した重機の状況です。


打ち込まれた杭は、GL-850の位置で断面が丸く光って見えます。

こうして、1日で19本の打設が出来ました。
途中、予想外の硬い層もあり苦労しましたが、最終的には予定通り
完成する事が出来ました。
基礎や地盤補強は大事ですから、一度現場で実感してみて下さい。

E.T
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