「万引き家族」の衝撃 政治はそれに立ち向かっているか

　参議院選挙最終日。夕方まで支持者へのお願いに駆け回る。
夜、地元、町会の一つが夏祭り。顔出しに出かける。
知り合いのみなさんとあちこちで会い、挨拶。
「選挙行ってきたから」
「共産党に頑張ってもらわないと」
「議会報告読ませてもらったよ」
「年金はひどい話だよね」と次々と選挙の話になる。
みなさんの期待を感じる。
　帰宅して遅い夕食。
風呂に入ろうと思ったらＴＶで「万引き家族」が。
映画館での鑑賞を見逃していて見たかった映画。
つい見入ってしまった。是枝監督の作品。
衝撃。
「万引き家族」に集まった人々の悲哀に心が重い。
万引きに、子どもの虐待、学籍のない子ども
日雇い労働、パート労働、風俗産業などなど。
今の日本社会の底辺にど～んと横たわっているどろどろとした問題が
突き付けられる。
　折しも明日は参議院選挙の投票日。
こうした「万引き家族」に代表される底辺の人々に
政治はどうこたえるのか。
重い課題を突き付けられている。

ハヤチネウスユキソウの自生地。早池峰山。登山口の集落には早池峰神楽が。
また行ってみたい山である。山頂から天気に恵まれれば太平洋が見えるはず。

九条変えるな 政府を変えよう

　安倍総理は「自衛隊を憲法に書き込むだけ」と言って
今度の選挙で自民、公明、日本維新の会の３党で３分の２以上の議席を占めて
憲法九条を変えようとしている。
「憲法の審議をする政治家、政党か、審議を拒否する政治家、政党か」
と訴えている。自分たちは予算委員会開催を求める
野党の要求を無視して審議拒否してきたのに。
憲法審査会は一度も開かれていない、と言うが
憲法改正のための審議会。改正を求める声は、どの世論調査を見ても
多数になっていない。
憲法をいじくりまわすよりも、今の暮らしを何とかして、老後の不安を解消して
との声の方が切実。
憲法九条しかり、義務教育の無償化しかり　
健康で文化的な最低限度の暮らしの保障しかり、現実はこの通りになっていない。
憲法の精神を現実生活にしっかり生かしてほしい。
これが今の政治に求めている大多数の国民の声。
政治はこの声に真摯に応えなければならない。
私たちは明日の投票でその答えを出さなければ。
あなたの１票で政治は変えられる。政治を変えれば生活が変わる。
投票に行こう。そして、政治を変えよう。
埼玉選挙区は伊藤岳、比例は日本共産党へ。

故郷の山、岩手の山。啄木の愛した山。

明日投票日 １回目の投票は伊藤岳 ２回目の投票は日本共産党

　今日が参議院選挙最終日。明日が投票日。
「頼れる年金へ」
「消費税１０％増税中止」
「安倍政権による憲法九条改憲ストップ」
「大学授業料無償化へ」
「８時間働いて当たり前に暮らせる社会へ」
「比例は日本共産党の前進を」「埼玉選挙区では伊藤岳を」と最後の訴え。
地域の仲間と支持をお願いに歩く。

潮止橋から南を望むと、スカイツリーが天を突く。