今日8月9日は長崎被爆の日。79周年。平和式典が開催される。長崎市がガザでの戦闘を続けるイスラエルを式典に招待しなかったことをめぐって、アメリカ、イギリス、カナダなど日本を除くG7の国が大使級の参加を取りやめ、波紋が広がっている。
ハマスによる先制攻撃が今回の戦闘の発端としてもイスラエルのガザ地区への攻撃は度を越している。病院、学校、避難先など「ハマスの戦闘員が隠れている」と決めれば情け容赦なく爆撃。その巻き添えで子ども、女性など非戦闘員が犠牲に。ガザの人々の犠牲者は4万人に及ぼうとしている。
そのイスラエルを平和式典に招待する?
今回の長崎市のとった行動はあくまで静かな環境で式典を行いたいとの判断から、との見解。政治的な判断ではないとのこと。
いずれにしても世界の今日の混迷を深める現状が広島、長崎の平和式典にも深く影を落としている。
暑い毎日が続く。あの日も暑い日だった。長崎は火の海に飲み込まれた。そこには何万人もの人々の生活があった。