こんにちは いけや正の 晴れ時々スケッチ  

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岸田総理が政権投げ出し

2024年08月15日 | 日記

 昨日、岸田総理が記者会見で「次期自民党総裁選挙に出馬しない」と明言。反響が広がった。いろいろ語ったが、要は「総裁選に立候補しても当選できない」と判断しただけでは。

 これで新しい総裁を選ぶ自民党。「新総裁、新総理で新しい自民党」を旗印に次の総選挙で失地挽回をもくろむ。

 しかし、裏金問題は自民党組織ぐるみの犯罪。抜け穴だらけの政治資金規制法改正、誰も責任を取らない裏金議員たち、何にも変わっていないのでは。

 小池晃日本共産党書記局長が言うように「岸田総理がやめたところで、裏金問題が解決したことにはならない」「自民党政治を終わりにし」「政権交代」で「今の政治を変えることが国民の政治不信に応える道」が正論。

 フランス、イギリスのように劇的な政権交代を。

我が家の掲示板。灼熱の中に24時間、共産党の訴えを続けている。感謝。

 


遅すぎた終戦 昭和天皇の責任

2024年08月15日 | 日記

 今日、8月15日は79回目の終戦記念日。敗戦記念日。「終戦」ではなく「敗戦」「全滅」を「玉砕」「撤退」を「転進」と言葉でごまかした戦前の日本。今も同じような言葉のごまかしが。「社会福祉の切り下げ」を「社会福祉と税一体改革」と言い、「武器輸出」を「武器の移動」などと言うのがそれ。

 8月15日の無条件降伏は遅すぎた。3月10日の東京大空襲はじめ、東京他全国主要都市が焼け野原になり、日本軍は撤退に次ぐ撤退、玉砕に次ぐ玉砕で敗戦は必至の状況。

 それでも昭和天皇は東京大空襲の焼け跡を視察後、「もう一度、戦果を挙げて」と戦争続行を指示。その結果、凄惨な沖縄の地上戦、戦艦大和の沖縄洋上特攻、若き少年兵らの特攻、広島、長崎への原爆投下へと数多の犠牲を産むことになる。

 遅すぎた敗戦、遅すぎたポツダム宣言受諾。その責任を明らかにするのは今に生きる私たちの責任。戦争を始めた昭和天皇、「軍部が独走した」と言うが、仮にそうであっても「軍部の独走を追認した」のは紛れもない昭和天皇。

 ドイツもイタリアも降伏し、日本に勝機もなく、このままでは国自体がなくなってしまう事態に陥っても「国体護持」だけにしがみつき、無条件降伏受諾を遅らせてしまったのは昭和天皇。その責任は極めて重い。

 歴史に真摯に向き合い、無謀な戦争の真実を追求するのは報道機関の歴史的な任務。再び誤りを起こすのか。マスコミに携わる人々よ。

夏空に稲の穂が伸びていく8月15日