羽田空港離発着便新ルート差し止め訴訟 都知事選の争点に

　羽田空港離発着新ルートの運用停止を求める行政訴訟。
昨日、住民ら29人が東京地裁に提訴したとの報道。
　八潮市南部上空から侵入し、草加、川口、戸田市上空をかすめて
赤羽、池袋、新宿からさらに高度を下げ、羽田空港へ着陸するコース。
ちょうど我が家の真上を通過する。2分に一便。頻繁に通過する。
試験飛行の時は、上空と言ってもかなり高い感じだったが、
最近では「えっ！」と言うほど大きな爆音と旅客機の姿が。
　我が家上空では1500ｍの高度、と言われているが、
元パイロットの話では「電車のように空に線路が敷かれているわけではないので」
「あくまで高度は目安でその時の状況次第」という話に納得。
新宿では高度は900ｍ。都心では高層ビル、すれすれの感覚での飛行。訴えも当然。
　世界では市街地上空を大型旅客機が頻繁に飛ぶなどありえない。
都知事選の争点にも。
　離陸では、北風時という条件で、羽田空港から離陸し、
東京湾から江戸川沿いを北上し、八潮市南部の大曾根上空を飛ぶコースも。
我が家からは、西に機影が音を立てて上昇していく姿がはっきり見える。
八潮市南部は二つの新ルートの直下になっている。
差し止め訴訟が認められてほしいと切に願う。

我が家の上空を飛ぶ大型旅客機。
着陸　南風時　15時～19時　1時間に30便　2分に１機
離陸　北風時　7時～11時半　15時～19時　１時間に23便　3分に１機