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大相撲界理事選と暴力体質

2018年02月03日 | 日記
 大相撲界の不祥事と理事選の報道が騒がしい。
貴乃花親方の理事落選で一段落のようだが、何が問題なのか本質が見えてこない。
2月3日新聞「赤旗」スポーツ欄の批評が本質をついていて秀逸。
曰く、「理事選なのに貴乃花親方を除き、誰も公約を述べない」
「一門の利益代弁者としての派閥選挙に終始」となっていることを指摘。
その上で、「相撲界をどうしたいのか公約を明らかにすること」
「行司や力士の代表にも選挙権を」と訴える。
 同感。
力士はもとより、行司、呼び出し等相撲界すべての人の参加する
民主的な理事選こそ、相撲界改革の基本中の基本では。
指導の名による暴力の根絶も急務。
 私は高校時代、憧れの野球部に入ったが2週間で退部。
理不尽な体罰に我慢が出来なかった。
県下でも強豪校であったのでレベルは高い。それよりも何よりもひどかったのは
上級生による新一年生への暴力。
直接手は出さないが、練習が終わって1年生全員がコンクリートの床に
スパイクを履いたまま正座させられる。
グランドの片隅の真っ暗な部室でののしりが連日続く。
訳も分からず耐え忍ぶ日々。嫌な思い出。

南アルプス甲斐駒ケ岳への登山道に仙水小屋はある。
北沢峠から歩いて1時間もかからない。
明日からの急登を控えて英気を養うひと時。
ヤマハハコの花がひっそりと咲いていた。

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