こんにちは いけや正の 晴れ時々スケッチ  

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「介護保険制度の改善を求める請願書」賛成少数で否決

2022年09月14日 | 議会
今日、八潮市議会の福祉環境常任委員会。
東京民医連労働組合健和会支部から提出された請願。
「介護保険制度の改善を求める請願書」が審議された。
請願項目は
①利用料の引き上げ、要介護1,2の生活援助などの保険外し、
 ケアプランの有料化、貸与の福祉用具の購入への変更などの見直しをしないこと。
②全額公費負担により、すべての介護従事者の給与を全産業平均水準まで
 引き上げること、介護従事者を大幅に増やし、一人夜勤の解消、
 人員配置基準の引き上げを行うこと。
③安心して介護が受けられ、介護従事者が不安なく介護を提供できるよう
 コロナ感染対策を強化すること。
④介護保険料、利用料、食費、住居費などの負担軽減、介護報酬の改善など
 介護保険制度の見直し、介護保険財政への国庫負担を増やすこと。
以上の4項目。
 私が紹介議員となり、請願者本人も参考人として委員会に出席。委員の質問に答えた。
委員からは「介護用具がレンタルから購入への変更の動きについて」
「一人夜勤の実態について」「コロナ関連での職場の困難さ」などが出され
請願者が現場の大変さを具体的に答弁。大変説得力があり、
私もつい「反対意見もなく請願採択か」と勝手に思い込んでいたが、甘くはなかった。
いざ採決となったら賛成は日本共産党の小宮議員と立憲民主党の議員の二人のみ。
賛成少数で否決。「えっ?なんで?」という思い。
 反対は平成クラブの議員、みらい会議840の議員、公明党の議員の3名。
しかも反対討論もなし。市民派の議員が欠席していたので
出席していれば賛成していたと思われるので、採決では3対3の可否同数に。
可否同数の場合は委員長が可否の判断。しかし、委員長は公明党の議員。
なので残念ながら可否同数になっても、否決になることに。
明日からは一般質問が始まる。
 初日は日本共産党小宮ひろ子議員が学校給食について質問。午後1時ごろの予定。
ぜひ傍聴に。

秋の到来が待ち遠しい。

「介護保険制度の改善を求める請願書」

2022年09月13日 | 議会
明日の八潮市議会9月定例会の福祉環境常任委員会に請願が提案される。
「介護保険制度の改善を求める請願書」東京民医連労働組合健和会支部が提案。
私が紹介議員となって明日の福祉環境常任委員会で審議されることに。
 さて、他会派からの賛成がどこまで得られるか。明日は朝、8時半までに議会へ。

実りの秋。近所の家の庭にブドウの実が。

NHKニュースウォッチ9の沖縄県知事選挙の報道のひどさ

2022年09月12日 | 日記
 今日の夜9時からのNHKのニュースウォッチ9の沖縄県知事選挙報道。
エリザベス英国女王の死去、ウクライナの戦況、幼稚園児のバス車内置き去り事件、
NHK世論調査の結果報道が続き、いつ報道するのかと見ていたら、
やっと玉城デニー知事当選の映像。コメントはなく、そのあとは岸田首相の
談話と自民党の森山選対部長の談話を紹介。
 曰く「経済問題も多くの県民の関心になっていた」
曰く「沖縄経済の回復に多くの県民が期待している」
 何ということ。沖縄振興予算を知事選を前に減額し、今のままの知事では
国の予算は減らされるぞ、と脅かしておきながら、この談話。
 札束をちらつかせ、組織や企業締め付けの選挙では沖縄の心を得ることはできないということ。
それにしても、NHKのニュース報道の「偏向」はひどい。
公共放送とは程遠いのでは。

秋の風情が漂う。

小学校教員の受験者倍率最低に 安倍「教育改革」による教育現場の疲弊が背景に

2022年09月11日 | 日記
 小学校教員の受験者倍率が2.5倍と過去最低になったとの報道。
団塊世代の大量退職者に応じて採用募集者数の増が原因との文科省の説明。
本当にそうか?
 関係者は、長時間過密労働の過酷な教育現場の労働環境の改善が進まないことが
受験者から嫌われているとの指摘。こっちのほうが真実に近いのでは。
学校現場、とりわけ小学校などは、朝出勤して教室に入ったら
子どもの下校までほとんど休憩も取れないのが現実。
トイレに行く時間も取れないほど。子どもが帰ってからは、必要な会議、打ち合わせが
勤務時間を過ぎても行われることが度々。
そのあと、テストや子どもの日記のチェック、明日の授業の準備などが待っている。
 私は特別支援学校の経験しか知らないが、おそらく同じ。
子どもから離れられないのは、むしろ特別支援教育のほうが深刻。
 多動の子どもには一時も目が離せない。複数担任でも、余裕がない。
子どもには申し訳ないが、教室に鍵をかけてトイレに駆け込むか、
子どもと一緒にトイレに行くことになる。朝、登校してから午後の下校まで
連続勤務ということになる。
 改善策は十分な教員配置しかない。
一日の授業の中で空き時間を最低でも1時間~2時間つくること。
そのためには、大幅な教職員増が必要。
やっと35人学級へのかじを切ったが、先進諸国の中では周回遅れの感。
すでに低学年では20人以下が主流。
 先進諸国を含むOECD(経済協力開発機構)30数か国の中で、国内総生産に占める
教育予算は最低クラスのまま。政府文科省の責任は大きい。
 併せて、安倍元総理の「教育改革」による国家統制と教員管理の強化。
教科書の右傾化、教員の指導内容への管理統制、教員間の差別化、勤務評定など
モノ言えぬ学校現場、職員室が広がっているのでは。
「子どもが好き」「教えることが面白い」という教員の善意だけではすでに限界。
教育施策の抜本的改革が求められている。

実りの秋。稲穂も頭を垂れてきた。


中秋の名月「名月や ウクライナにも ロシアにも」

2022年09月10日 | 日記
 中秋の名月。「きれいな月が出ているよ」との声に
外に出て一枚パチリ。
 日中には久しぶりに青空も見えて、夕方、見事な満月が。
日が落ちた外はすっかり秋の気配。
 過ごしやすい夜の空気が漂う。

「名月を 取ってほしいと 泣く子かな」は小林一茶の有名な句。
私も一句。「名月や ウクライナにも ロシアにも」