今日も日々是好日

思うままに綴っています
ブログによって新たな自分を発見!?

2013年10月読書

2013-10-31 12:46:17 | 感想
①「ひとを〈嫌う〉ということ」中島 義道(著)
②「ソウルメイトの不思議」越智 啓子(著)
③「『自分』から自由になる 沈黙入門」小池 龍之介(著)
④「もう、怒らない」小池 龍之介(著)
⑤「今やる人になる40の習慣」林 修(著)
⑥「ゆるキャラグランプリ公式ランキング2012」みうらじゅん(編)


①家にある本をもう一度読んでみた。

人を嫌うという事は悪い事のように思い、嫌わないようにと頑張ってきたが、それが自分をさらに苦しめることになるとは思ってもいなかった。嫌わないようにと頑張った結果、鬱っぽくなり、相手を恨むまでになり、そういう自分が嫌でさらに落ち込むという悪循環になった時期があった。
著者は、「ひとを嫌いになることは自然である」と言っている。
しかし、それで終わりではない。
「嫌い」を深く掘り下げて考え、向き合うことで、実は「好き」と同様に人生を豊かにしていくのではないか…と考えている。


(引用開始)

他人を好きになることは他人を嫌いになることと表裏一体の関係にあるのです。
ひとを好きになれ、しかしけっしてひとを嫌うなというのは、食べてもいいがけっして排泄してはならないというように、土台無理な話。
~中略~
ひとを嫌うことはそんなに非難されるべきことなのか。
ひとを嫌うことは―食欲や性欲あるいはエゴイズムと同様―ごく自然であり、それをうまく運用してゆくことのうちに、人生の豊かさがあるのではないか。つまり、はじめから廃棄処分して蓋をしてしまうのではなく、「嫌い」を正確に見届けてゆくことは「好き」と同様やはり豊かな人生を築く一環なのではないか。

(引用終了)


鍼灸院の先生に貸していただいた本です。
施術中にいろんな話をするのですが、考え方が似ているな~と思っていたら、持っている本や読んだ本、好きな作家さんまで似ていてビックリしました。
今回お借りした著者の本を以前読んでいました。(2012年11月7日ブログ)

どうしても人間関係が上手くいかない人がいたとしたら…
その原因が前世あるかもしれない
前世の記憶をもった方たちの記録も世界には数多く存在するようです(2012年11月5日ブログ参照)
日本でも前世記憶や誕生前の記憶を持った子供がいることを池川明医師が調査しています。
どうしても好きになれない人、自分に意地悪する人、ウマが合わない人は、もしかすると前世の影響があるかもしれません。


私に意地悪かったご年配の婦人が亡くなった時、意地悪された思い出がよみがえりましたが、なぜか不思議と私の人生に必要な方だったのだと素直に思えたのです。

①と②をセットで読むと「嫌いな人」への考え方・見方が変わるかもしれません。