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2014年5月読書

2014-05-27 19:08:17 | 感想
①「君たちは何のために学ぶのか」榊原 英資(著)
②「世界一ずる賢い価格戦略」ダン・S.ケネディ(著)ジェイソン・マーズ (著)



これからの時代「自分にしかできないこと(他人より比較優位なこと)」がなければ社会では負け組になってしまう。

誰にでもできる仕事は「給料の安さ」で競争される(低さで評価)
誰にでもできるわけでない仕事は「能力の高さ」で競争される(高さで評価)

つまり
前者は、頑張れば頑張るほど給料が低くなる
後者は、頑張れば頑張るほど給料が高くなる

さてどちらを選ぶ?

これからの社会は後者にならないと生き残っていけない。
特に、これからは国際共通語である英語が話せることが必須になっていく。
日本の学校の勉強の仕方ではなかなか英語が話せるレベルにはなれない
海外留学は語学だけでなく、自国のこと相手国のこと、様々なことを学べる機会なので強く勧めています。

著者の経験を踏まえてどうして学ばなければならないのか詳しく説明されています。
自身も大変努力されていますが、恵まれた環境と、もともとの教養があったことの影響が大きいと私は思います。
ちょっと自慢たらしい内容もありましたが(僻みかな…)、そういうところを抜きにして、学生の時に何のために学ぶのかということを知っておくことは大切だと思いました。

「創造力は、知識の掛け合わせでできている。
 知識がおおければ、それだけ掛け合わせの数も増える。」(本文より)




競争がますます激しくなるマーケットでどうやって生き残っていくのか…
①にも通じる内容ですが、誰でもできる仕事をどうやって誰にでもできるわけではない仕事にしていくのか
顧客のことを考え、対象顧客を絞り、発想の転換を図ることで、他者との差別化を図っていく。
その方法がいくつか紹介されていました。

②を読み始めた時、今、誰でもできる仕事をしている人はもう手遅れなのか…と思っていましたが、様々な方向から考えていくことでそこから脱出することできるのだと思いました。

マーケットでは顧客の心理を考えることも重要です。
知識を学ぶことも大切ですが、他人の心を摑む技術というのも身につけないと生き残れないと思いました。