夏に向けて、「下腹のダイエット」に取り組もうという方々に、ぜひ意識していただきたいことがあります。
それは、「腹横筋」(ふくおうきん)の存在です。
私たちの下腹は、何層もの筋肉によって覆われています。
真ん中を縦に貫いているのが腹直筋(ふくちょくきん)。脇腹を斜めに走る腹斜筋(ふくしゃきん)。
そして、奥深くにあるのが、腹横筋です。
腹横筋は、お腹をコルセットのようにつつみ込んでおり、内臓などを支えています。
このため、腹横筋がゆるむと、下腹やウエストがたるんでしまいます。
腹横筋を強化すれば、お腹まわりを支える力が強くなり、下腹を引き締めることができるのです。
腹横筋は、呼吸で鍛えることができます。
腹横筋は呼吸と深い関係があり、私たちが息を吸うとき腹横筋がゆるんで胸郭が広がるのを助けてくれます。
一方、息を吐くときは腹横筋が収縮して胸郭が戻るのを助けてくれます。
このため、腹横筋を意識しながら深くゆっくりと呼吸を行うことで、腹横筋が刺激され、活性化していきます。
腹横筋の働きが良くなると、下腹の血流がスムーズになるとともに、内臓の機能も活発になり、お腹まわりの脂肪が燃えやすくなります。
また、腹横筋は骨盤の動きとも連動しており、腹横筋が強くなれば、骨盤のバランスも整えられます。
姿勢が良くなり、シャキッとしたボディラインを形成することができます。
夏に向けて、へそヒーリングとともに、腹横筋を意識した呼吸にトライしてみてください!
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