NHKの人形劇『南総里見八犬伝』を覚えていますか?
私が(確か)小学校低学年の頃に放送されていたと思います。
数年前にはタッキー主演でドラマ化されましたね。
南総里見八犬伝は、南房総を舞台に活躍していた戦国武将 里見氏をモデルとし
勧善懲悪 因果応報をテーマに曲亭馬琴が創作した一大フィクションです。
長くて 少し難しく
戦いを見ているのも嫌だったので すぐに飽きてしまい
殆ど見ていないのですが、
テーマソングの中で歌われる言葉
『 仁 義 礼 智 忠 信 孝 悌 』
に意味も分からず魅かれていました。
今でも 『 仁 義 礼 智 忠 信 孝 悌 ~』
と歌うと 何だかワクワクします。
霊玉が欲しかったなぁ。
ちなみに 八文字の意味は、
仁 : 慈しみの心、情けや思いやり
義 : 人として行うべき正しい道、道理にかなっている事
礼 : 敬意、感謝の気持ち
智 : 知恵や賢さ
忠 : 真心を尽くして忠実な事
信 : 誠、偽りがない事
孝 : 父母を大切にする
悌 : 年長者などに仕えて従順な事
江戸時代にこの様に精神性の高い小説を書いた作家が存在したのですね。
また、この小説が庶民の間で大いに読まれていたというのも凄いことです。
儒教の教え五常は 『仁義礼智信』の5つです。
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