数社でボツになった漫画シナリオ

超美少年の愛(性同一性障害)は修一に恋していたが、ある切っ掛けを機に超美少女に変身して修一と・・・。

愛がイク(30)  初恋の戦士

2016-06-09 17:32:10 | 漫画のシナリオ
(30)初恋の戦士

四百字詰原稿用紙換算14枚
ページ数や内容に縛りのないweb漫画掲載を想定しておりネームがなくても順番にコマが起ちあがるように書いてあります。季節は常に真夏である。

登場人物

香山京子(16)165㎝。一年生。12話に登場。きりっとした美人で組長の娘。

高畑(50)優しそうだがどこか崩れた雰囲気を漂わせている。

沙希(32)170㎝。スタイル抜群の妖艶な美女。

沙希と絡む好色なサラリーマン(40)

香山組の組長(50)京子の父

同、若頭(50)温厚そうな顔

同、子分A、B(各25)
N=ナレーション



   高畑宅室内。

   安物のペンダントライトがぶら下がった天井の絵。

   パンツ一枚の姿で立って恥じらい、
京子「やってもええよ・・・」

   高畑、魅入られたように京子の股間を凝視している。

京子(そうか、童貞やから、うちが積極的にリードしたらなあかんのや・・・)

   京子、パンツのゴムに指をかける。

   パンツを降ろしかけ陰毛が少し覗く。

高畑「ま、まった!」

   京子、途中までパンツを降ろしたまま驚く。

高畑「ここまで来たんだから、いっそ童貞のままくたばる事にしたよ」

   京子、あ然。

   高畑に抱きつき、
京子「ますます尊敬してしもうたわ・・・」

高畑「(焦り)ナ、生の女に初めて触れた・・・」

   赤面してる高畑が勃起してるのに気づき頬を染め、
京子「やっぱりしたい?」

高畑「死ぬほどしたいけど童貞を貫いてきた意味が無くなる・・・」

   艶かしい股を開き、
京子「うちをみてオナ二ーするだけやったら?」

高畑「50年分溜まってるから部屋が洪水になる・・・」

京子「くっ」と呻き顔を真っ赤にして身体を二つに折って笑うのを堪える。

高畑「悪臭が染み付いて取れなくなるし・・・」

京子「ひーーっ」と泣きながら腹を押さえて笑うのを堪える。

   頬にチュッとキスし、
京子「ほんまにステキな人やね」

高畑「・・・けど、冥土への土産にパンツだけは嗅いでみたい・・・」

   羞恥に頬を染め、
京子「え・・・」

   立った京子の股間の前に正坐し、陶酔したようにパンツの上から股間を「スーハースーハー」嗅ぐ高畑を京子が赤面して見つめている。

京子「・・・パンツを嗅いだんは、ちょっと残念やったけど久しぶりに感動したわ」

京子「ねぇ、その人の事をもっと聞かせて」

   陶酔して股間を嗅ぎながら、
高畑「もうぜんぶ話した・・・」

京子「そない言わんと、何でもええから~」

   夕方、高畑のアパートの外観の絵。

   アパートの外で向き合い、
京子「女子高生を抱くチャンスを逃したんは一生の後悔やね」

   高畑、苦笑。

京子「ほな、うち、帰るね」

高畑「(赤面して)あ、あの・・・」

   京子、ん?という顔で振り向く。

高畑「冥土の土産にパンツが欲しい・・・」

京子「 冥土の土産ゆう言葉が一撃必殺ゆうのん知ってて連発してるんちゃう?」

   京子、頬を染めてアパートの陰でパンツを脱ぐ。

   頬を染めてパンツを手渡し、
京子「興奮しかけてちょっと変なもんがついてるけど、かまへん?」

高畑「なおの事思い残すことなく三途の川を渡れる・・・」

   手を振って去る京子を高畑が見送る。



   昼。閑静な住宅街にあるしゃれたカフェの外観。

   入り口横に立て掛けた黒板に『貸切。○○お見合いパーティ会場』と書いてある。

   沙希と男が楽しそうに店から出てくる。

注、沙希はノースリーブと膝上丈のスカート。男はサマースーツ姿。

   少し離れた所に停めた車内から子分Bが二人を凝視している。

男 「このお見合いパーティに参加するのは六回目なんだけど貴女は?」

沙希「今日が初めてなんです」

男 「これからドライブがてら夜景の綺麗なホテルでディナーでもいかがですか?」

沙希「まあ、素敵」と嬉しそうに腕を組む。

    いやらしい目つきで胸を見て、
男 (すげえ胸、こりゃ揉みがいがありそう・・・)

沙希(この男だったらキッチリ、イかせてくれるかも、あぁ、早くしたい・・・)

    アンクレットをした沙希の締った足首のアップに男の呟き、
   (このキュッと締まった足首。アソコも期待できそう・・・)

   店の斜め前に停めた車の助手席のドアを開け、
男 「どうぞ」

   沙希が乗ろうとした瞬間、男がBに後頭部を引っつかまれる。

   沙希、それを見て驚愕する。

   B、男の首根っこを鷲掴みして車に顔面をゴヅッ、ゴヅッと打ち付ける。

   沙希の腕を掴み、
子分B「姐(あね)さん、家まで送ります」という後ろで男が気絶している。

   Bの腕を振りほどこうと抗い、
沙希「いやっ、一体いつまで付け回す気なの?」

子分B「親分がいいと言うまでは」

   子分Bが助手席で暴れる沙希を片手で捕まえて発進した瞬間、修一にドンッと当たり修一が尻もちをつく。

修一「いてーっ」

   ものすごい形相で、
子分B「どけっ、ひき殺すぞ!」

   修一、Bを睨む。

   B、修一を睨む。

   無表情でBに歩み寄り、
修一「どけじゃ?」

修一、車内で沙希が「助けてっ!」と叫んで抗ってるのを凝視。

   B、車から降りかけようとする。

   修一のパンチが運転席のガラスをバシッと突き破って子分Bの顔面に炸裂する。

   沙希、あ然。

   修一、割れた窓から上半身を車内に突っ込んで狂ったようにガヅッ、ガヅッ、ガヅッと殴る。

修一「謝りもせず」

修一「どけじゃー?」と尚もガツガツ殴る。

   ぐったりしたBを尚も殴り続ける修一に恐々と、
沙希「それ以上殴ったら死んじゃう・・・」

修一「こがいなクソは殺してもええんじゃー」と殴る修一の腕にしがみつき、
沙希「やめてっ、こんな奴のために刑務所に入るのは馬鹿馬鹿しいから」

   車外に立って向き合った二人の足の絵に修一の声、
  「どうせ家に帰ってもこいつらが押し掛けて来るんじゃろが?」

   沙希、不安げに頷く。



   修一宅の外観。

   同、室内

   修一は机の椅子、沙希はベッドに座り、
修一「さっきのは本チャンのヤーコーだろ?」

   不安げに頷き、
沙希「あいつら今頃血眼になって探してると思う・・・」



   空の絵。

   瀕死の状態で電話をかけ、
B「お、親分・・・」

○組事務所内

注、壁に義侠と書いた額。日本刀が刀架けに掛けてあり、暖炉には使ってないストーブ。横に灯油ポリが置いてある。

   ソファーに掛けて激高し、
組長「なにー、沙希を誘拐されたじゃー?!」横で若頭が驚く。

組長「おどれは何さらしとったんじゃー、相手はだれなー?!」

組長「(絶句し)こ、高校生・・・?」

組長「若頭をそっちへいかすから何がなんでも二人を探して連れて来るんや、ええかっ!」


   修一宅の天井の絵に沙希の声、
  「ひとつ教えて、私を助けるため?それとも車をぶつけられたから?」

修一「その両方じゃね」

沙希「貴男まで巻き込んでしまって、どうしょう・・・」

修一「今後の対応もあるし事情を聞かせてくれんかね」

沙希「あまり話したくないけど、そんな事言ってられる状況じゃないわね・・・」

   修一、沙希の艶めかしい太腿に見惚れる。

   沙希、修一の視線に気付く。

   足を組みながら、
沙希「12年前、大学の学費を稼ぐためにクラブでバイトを始めたんだけど・・・」

《沙希の回想》
   バーの店内で香山組の組長(50)と沙希が楽しそうに飲んで絵に沙希のN
N『そこの常連が私をやけに気に入ってくれて度々指名してくれるようになったの』

   優しげな顔で沙希と話す組長の様子にN『物腰も柔らかいし、くどく訳でもないし、やくざの組長だなんて夢にも思わなかった』『私を娘のように思ってくれてるのかなって思いかけた頃に食事に誘われて・・・』

   某レストランで組長と沙希がワインを飲んで食事してる絵に、
N『多分ワインに薬を盛られたんだと思う・・・』

   ホテルの室内で意識のない沙希が組長(背中に刺青)に犯されてるのをBがカメラで撮ってる絵に、
N『意識を失って気がついたらホテルに連れ込まれてって、ありきたりな話しなんだけど・・・』

   沙希がバックで犯されてる絵に、
N『その時に撮られた写真をネタに脅されて、大学を卒業する頃にはもう情婦同然にされてたーー』

   尚も別の体位で犯されてる絵に、
N『何度も逃げたけどすぐに見つけられて、私に言い寄ってくる男はみな半殺しにされたわ・・・』
《回想が終わり修一宅室内に戻る》

沙希「あいつは糖尿でアレがナマコみたいにはっきりしないくせに焼き餅だけはすごいの」

沙希「顎が外れるくらいフェラしてやってなんとか入っても、すぐに中折れするし、私はずっと欲求不満だった・・・」

沙希「だから今日みたいに見張られてるのを承知でセックスだけが目的のクズ男を漁っちゃうの・・・」

   目尻の涙を小指の先で拭い、
沙希「憎んでも憎みきれないわ・・・」

沙希「あんな奴、抗争のどさくさに撃ち殺されればいいのに・・・」

修一「事情を聞いたのは、そのヤーコーに惚れてるかどうか知りたかったからじゃ」

沙希「それを知ったら何かが変わる?」

修一「遠慮なくブチ殺せる」

   沙希、あ然。

   そして冷笑する。

   きつい眼差しで沙希を見据え、
修一「その笑い、やくざの恐ろしさがトラウマになってる事に免じて一回だけ許してやる」

   恐ろしい目で人差し指を立て、
修一「ええのう?一回だけやぞ」

   沙希、怯える。

修一「青春を台無しにされて一生そいつから逃れられないなんて生き地獄だな」

   沙希、目尻を拭う。

修一「好きになった男はいないのか?」

沙希「いたわ。昔勤めてた会社の上司だった人・・・」

沙希「すごく優しい人で大好きだったけど、迷惑をかけるから打ち明けられなかった・・・」

沙希「けどある日その人に告白されたの」

沙希「すごく嬉しかったけど、あの人を破滅させられないから次の日に理由も告げずに会社を辞めた・・・」

沙希「あとになって会社に電話したら、あの人も辞めていて連絡の取りようもなくそれっきり・・・」

修一「ドヤクザに恋まで奪われて悲惨すぎるのう」

沙希「さっきから聞いてたら、ヤクザに恨みでもあるの?」

修一「ヤクザに限らず、群れて人を虐めるヤツは誰であろうと許せんのじゃ」

   沙希、組んだ足に肘を乗せ、手で顎を支えて無言で修一を見つめる。

   修一、沙希の正面の床に胡坐をかいて座り直す。

   そして沙希の太腿の奥に見える三角の下着を凝視する(艶かしい絵)。

   沙希が頬を染めて修一を見つめながら組んでた足を解く。

   そして、じんわり足を開く。

   沙希、修一のズボンの膨らみを見て頬を染める。

   妖艶な目で見つめ、
沙希「やったら・・・本当に只じゃ済まなくなるけどいいの?・・・」

      つづく



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