地球散歩♪

いもとなおこのBLOG

モザンビークの楽園編。

無念

2007年05月25日 | sports

昨夜(というか今朝)のUEFAチャンピオンズリーグの決勝、3AMからのライブ中継はスカパー!の購読チャンネルの関係で見れなかったので(払うのケチった)、今夜10時半からの違うチャンネルの再放送までは一切の情報から離れようと心に決めていました。

結果を知ってから観るサッカーほどつまらないものはない。

サッカー好きの友達にも「私に結果言わないでね!」と念を押し、気合い十分の一日。

今朝起きてから、テレビも見ないし、新聞も(まだ載っていないと思いつつ)読まない。

PCも開かない。

今日一日は、俗世間から離れよう。

修行僧のように・・・

ぽく ぽく ぽく ぽく ぽーん ひらめいた!!

 

などと思いながら、駅のキヨスクを通りかかった時、ちらりと目に入った夕刊の見出し広告。

    「ミランV」

            ・・・

   くうぅぅぅぅぅぅぅぅっ  

 

見てしまったぁぁぁーーーーーー

悔しさのあまり、行きゆく人々の間で一人、頭を垂れて地面を見つめる私。

 

キヨスクのばかやろーーーーー

 

 

しかし、2年前程の感動はやっぱあり得ないね

imagesマンチェ大学院留学時代の太った私


ママでも金!

2007年04月17日 | sports

物騒な事件が続いている中、嬉しいニュースが!

ボストン・マラソンの車いす部門で、シドニー、アテネの金メダリストの土田和歌子選手がV!  松坂もコメント

 

実は私、一昔前、この土田選手のマネージャーをしておりまして・・・ (ハイ、ほんとにいろんなことやってきてます・・・)

彼女はアテネのあと、結婚、出産を経て、北京を目指しています。

昨年、妊娠中にも会ったのですが、「車椅子にオシリが入らないよぉ!」って嘆いてた。

出産後、初レースで優勝。今までの努力は並々ならぬものだったと思います。

かわいらしくて、ものすごくガッツがある人です。

彼女を支えるのは、マネージャーでもある旦那さま(私の元同僚)。旦那さまが赤ちゃんを抱えて3人で合宿してきた。

いろんなもの背負って走ったんだと思います。

本当にすごい、すごい!努力がこういう形で報われてよかった。さらにボストンに松坂選手がいて、コメントしてくれて良かった。こういうことでも報道されると、知る人が増えて、普通に優勝するよりも喜びが増しますよねぇ。

嬉しいよぉ!

この調子で北京も勝てますように!


練習風景

2006年10月06日 | sports
この間 全日本女子バレーボールの取材で
世界バレーの合宿を張っている大阪・貝塚に行きました

以前にもお邪魔したことあるのですが
すごい雰囲気です

練習中 一歩体育館の中に入ると

動いて 空気が動くのが申し訳ないくらい

息も止めてしまいたくなるくらいに

緊張感があるのです


キュッキュッっていうシューズの音と
選手たちの掛け声と
監督の怒鳴り声だけで
周りで見ている部外者は 直立不動で 岩のように動けなくなります

最近はまっているピラティスに行く必要もないくらい
骨盤もぶれず
しゃきーんと良い姿勢になってしまう

何だか普段はやったことないのに
漫画みたいに
唾を「ゴクリ」と飲みたくなるような・・・


その昔 女子ソフトボールの日立高崎の練習を見たときも
似たような緊迫感があったかな

比べると 水泳の代表合宿は100倍くらい和やかだなぁと思いました
メリハリがありますね 
抜くところと 入れるところ


チームスポーツっていうことと
女性のチームっていうことと
怖い監督(失礼)がいないからかなぁ


そしてふと思い出したのは
自分の中学・高校時代

・・・同じ雰囲気でした

シーンと静まり返って ポチャンという水の音が響くくらい

一番怖いのは 最後の一番苦しいセットになる前

もし遅かったらそのあとには必ず”追加”が待っている・・・というあの緊張感
「今日も生きて帰れるだろうか」とか
「数時間後の夕飯の場所にいる自分にワープしたい」とか
「今、大地震が起きてみんな泳がなくてよくなればいいのに」とか
ゴーグルに涙を溜めながら考えて
耐えて耐えて 耐え忍んだ・・・


今思えば 「本当にああいう世界があったんだろうか」という感じ

あのときがあったからこそ
今の自分があるんだという幸せ


貝塚のバレーボールの体育館で
そんな風景を思い出しました


(写真は本ブログ初公開、私の泳いでるところ。写真は藤田孝夫さんです 肘が伸びていました。肩の筋肉すげーーーーーから。)

アスリート・キャリアサポート・サービス

2006年09月12日 | sports
プロや社会人のアスリートは、引退後、何をしているのか・・・?

『セカンド・キャリア』、第2の人生、はアスリートの殆どが悩む問題ですよね

私は幸運にも、高校くらいのときからやりたいことが固まっていたので
あまり悩むことはありませんでした
その夢を今も追求できているというのは
本当にシアワセなこと

しかし 世界水準の華々しい活躍をしていても
オリンピックに出ていても
他にやりたいことが見つからなかったり
就職先も閉ざされているのが現状

だって日本の企業は「新卒」か「勤務経験」がないと入れないシステムになっているから

結局 所属企業に残るか
指導者の道を目指す方が多いのではないかと思う

もちろん 指導者になることは素晴らしいこと
でも他の選択肢が限られているとしたら 
それは大きな問題である


・・・と前置きが長くなりましたが
インテリジェンス アスリート・キャリアサポート・サービス

インテリジェンスに知り合いがいるため
今日担当者に合わされました

対象は原則として
大学を卒業していて スポーツを職業としている人
プロでもアマチュアでも可

引退してからやりたいことが見つけられなかったり
就職先がないということで悩んでたら
インテリジェンスが無料でカウンセリング、分析などしてくれて
合う企業を紹介してくれるそうです
すべて無料

もうすぐ辞めそうとか
引退している選手じゃなくても良くて
現役でまだ引退しない人でも
数年後にはこのようなことで迷うだろうという人も診てくれます
たとえば、○○年のワールドカップ、五輪のあとは引退することを考えている、とか。。。

今は競技に専念することが一番
でも
頭の片隅でも、こういうことを考えておくのとおかないのとでは
準備が違います。

個人的には 社会人現役選手の殆どに考えてもらいたい、と思う。

これを読んだ方 周囲に該当しそうな方が居れば
来週の説明会に行ってみたらと勧めていただきたい
今回は説明会だから、軽い気持ちで、どんなもんや?っていう気持ちで良いそうです
リンク先のフォームから申し込みが必要です

八重山商工、甲子園一番乗り

2006年07月17日 | sports
私が石垣島でお世話になっていた知人(通称チョコボールさん)
石垣市の中心にある
春のセンバツ沖縄代表校・八重山商工野球部の
フィジカル・トレーナーをしていまして
私の滞在中も那覇に県予選でいそいそと出かけていたのですが

この度


八重山商工、甲子園一番乗り=日本最南端の高校が春夏連続-高校野球

第88回全国高校野球選手権沖縄大会決勝が16日、沖縄市野球場で行われ、八重山商工が中部商を7-3で破って夏の甲子園初出場を決め、代表一番乗りとなった。同校は沖縄県石垣島にある日本最南端の高校。今春の選抜大会にも初出場し、春夏連続出場を果たした。
<時事通信>


めでたいのだ。


春のセンバツ出場は 沖縄代表としては 離島から初の快挙
そして実力で今回も出場を決めた

すっごいきっつい練習を課している とはチョコボールさん談

今夜はすでにかなり出来上がっている私だが
石垣で買ってきた泡盛で乾杯したくなった・・・


これが終わりではないので
甲子園で是非とも勝負して欲しいですよ チョコボールさん


注)写真は今回見れなかったマンタ 次回は見るぞ!

眠気覚ましにバトン☆

2006年07月02日 | sports
思ったとおり イングランド敗退
ブラジル vs. フランス戦までの暇つぶしに
午前3時の『スポーツバトン』!


① 今まで部活・サークルなどでやったことのあるスポーツ

小学校…実は バレーボールとバドミントン(水泳部がなかったので)

中・高・大学…水泳部

(大学でお茶のサークルに入ろうかと本気で思ったけど)



② 今までやってきたスポーツのベスト記録は?

高跳び 区4位(小学校時代・・・記録は忘れた) 

水泳 えー 思い出させるのぉ
長水路 50m自由形 26-0 とか

ゴルフ 百プラスα・・・笑 

 

③ よく観戦するスポーツは?

サッカー 今も観てる そのために起きてる

プロ野球 父が観るから。あと高校の友達が出てるから。

テレビでやってたらほとんどのスポーツ(格闘技以外)は観ますね
 

④ 「③」について実際に生で競技を観戦したことは?

サッカー
02年W杯は日本戦2試合観戦
その後 マンチェスター在住時にはマンUの試合をいっぱい観た
アフリカ(ルワンダ)でもワールドカップ予選観に行っているというマニアックぶり

野球…小学校のときから弟と二人で後楽園に観に行ってた

バレーボール…高校のとき 男子バレー観に行ってた

NBAバスケも米国留学中に何回か観た
その頃弱小だったダラスMavsは今はファイナル進出しちゃうからね・・・
今年8月のバスケット世界選手権が全然盛り上がっていないから盛り上げたい!

あとは仕事で陸上、ソフトボール、バレーボール、卓球、水球、シンクロ、相撲、スピードスケート、テニス、ラグビーとか

キリがない
クリケットもナマで観にいってるからね!なかなかいないでしょ?!

あ、あと水泳


⑤ これからやってみたいスポーツは?

新たにではないけど ゴルフもっとうまくなりたいな


⑥ オリンピックは夏派?冬派?(理由も)

そりゃあ夏でしょう


⑦ スポーツでこれは自慢できることは?

勝ちそうな選手がだいたいわかる
選手のドラマを文章にする

⑧ 体力年齢はどれくらいだと思いますか?

24歳(過信?!)

⑨ スポーツドリンクは何が好き?

"Freestyle" …名前がね。

⑩ スポーツが得意そうな5人に回してください

sachiko
太田魂
ハギトモ
maimai
mie
落としてもいいっすよ・・・

NHK実況にイエローカード

2006年06月20日 | sports
父は民放のスポーツ中継が嫌いだ


「スポーツは大人しくみなきゃいかん!やかましいのはサイテーだ!スポーツはNHK」
がスポーツ好きの父のポリシー

私も水泳の番組では実況アナのサポートをする役目を何回もしてるから
スポーツの中継にはちょっとうるさい

テレ朝の角澤アナとは知り合いで 応援してるけど
私も民放のスポーツ中継での視聴率稼ぎのタレント起用が大ッ嫌いだから
クロアチア戦はBSで見ることになった


しかし ハーフタイムで私は「やっぱテレ朝にしようよ」と抗議
NHKをベンチに追いやった

なぜなら NHKの解説がすんごい「ネガティブ実況」だったから


「またしても 川口がニッポンを救ってくれました!」
「前半を0点で切り抜けることができました」

これだけじゃないけど
とにかく 勝ちにいく実況じゃないんですよ

日本はだから負けるんだ!!!

何が何でも勝つ!という雰囲気ではないよね

実況アナだけじゃなくて 視聴者も プレーヤーも

これって日本特有だと思うんですよ
偉そうにいうけど 私も含めてね
現役のときは誰よりもメンタル弱かったですからね・・・
(だからこそ 今 余計に思うんだけど)

オーストラリア戦もそう
自信がないから最後の10分で3失点したんだと思う

クロアチア戦も キーワードは「自信」だと思っていた
そう思いながら私は観ていたのに

何ですか、あの実況は!!!

奇跡を起こせるか」とか言うな!!!

・・・危うく人生初のテレビ局への抗議メールを出すところでした


テレ朝に変えてみると
角澤アナは実に良かった
応援する姿勢が前面に出ていて しっくりきた
まあ それが出せるのが民放実況なのかもしれないけど・・・
松木氏もそれ以上に前向き 選手擁護型で
二人は今の崖っぷちニッポンにとっては
絶妙の実況・解説ツートップだったと思う
(越後氏は多少松木氏に圧され気味・・・)


食い入るように試合を見る私の横で

川口がスーパーセーブをしたPKのあとの
お母んの一言

「この人はきっともう下痢ばっかやろねぇ。。。 こんな場面ばっかりで」

      モシモシ 


そして 試合も後半に入り ちょっと飽きてきた父も

「スルナ(クロアチアの選手)、得点スルナ!」


     ええええええ Σ( ̄ロ ̄lll)、お、おとん!


でもちょ、ちょっとだけオモロイやん・・・

仕方ないのでちょっと私も
「モドリッチ(クロアチアの選手)、モドリが早いッチ!」

      ・・・_| ̄|○スイマセン へんな家族で・・・


それもこれも不甲斐ない試合のせいだ(?)

ブラジル戦だけは 実力を出し切ってくれ!


そして今度はNHKだけの実況ですから
どんなことになっても
たとえ崖っぷちでも 
ネガティブ実況をやめて欲しいと切に願うのでした

金メダルとったら

2006年02月15日 | sports
トリノ五輪に釘づけです

特にスピードスケートは
議員秘書時代 どっぷり関わったので 
ちょっと他人事ではない


男子500mスピードスケートで優勝したアメリカのジョーイ・チーク選手が
優勝後の記者会見で
「ご褒美でもらえる約300万円を
チャドにいるダルフール難民の子供たちに寄付する」
と発表したとか


素敵


オリンピックの舞台で誰よりも持っている力を発揮して 勝って
それだけでも尊敬できるのに
さらに私と同じ視点を持っているなんて(←何も私と彼だけの視点では決してない)

惚れました。


・・・でも何かスポーツの話してても
こんな風に開発の話にいってしまう私

あああ こんな自分が怖い

純粋にスポーツだけ見ようっと

世界陸上

2005年08月12日 | sports
為末選手の銅メダル獲得 素晴らしいですねーーー

私は2002年、彼がエドモントン世界陸上で銅メダルを獲った後に彼を取材している
それからプロになり
アテネ五輪や他の大会の彼を見てたけど
あまりパッとせず
かなりフラストレーションが溜まってるんだろうなぁと思ってた
いつかやってやる!と必ず思ってたはず

メダルというのは不思議なもので
一時的かもしれないけど
それだけでテレビに出られたり
メダルを獲ったから「恩返し」とまで言えちゃったりする
メダルを獲ることは確かに素晴らしいけど
その露骨な評価の明暗には疑問を感じることはある。。。

とにかく よかった よかった


さて今大会 私はちょっと違った世界陸上の見方をしている

ケニア勢に注目してしまいます

これまでに銀1個 銅3個
それでもケニア人たちは
「俺たちは昔はもっと強かったんだ!
今じゃエチオピアにやられっぱなしだ!」

注:エチオピアは金2 銀2 銅1
メダルテーブルもアメリカに次いで2位

3000m障害では
ケニアが銀・銅をとりました

実はこの種目の金メダリスト・サイードはカタール人なのですが
もともとケニア人

お金のために国籍を代えたと言われる

「売国者め!」

ケニア人は怒っている
彼は今でもケニアでトレーニングしたり
家族もこっちにいるのに
彼のケニア滞在を拒んだりしているのだ

でも彼は祖国と引き換えに
世界記録保持者の名声と富を手にし
それはそれでなかなか立派なストーリーではないか
と私は傍観している

いろいろあります この国のスポーツも。。。
貧しいがゆえ。。。

今後もケニア勢が続々決勝進出!
貧困に負けずがんばっているケニア人たちを
みなさんも応援してねー

アスリートの弱さ

2005年03月20日 | sports
アスリートのメンタリティについて
コメント欄で話が膨らんできたので
単独ブログとして再デビュー!

とはいうものの
私ごときが語れるような内容じゃないんですけどね
二流ですから。。。
恐れ多い。。。
しかもものすごいスペースを必要とするでしょうね
一度語りだしたら

ただあくまで自分の経験と知識から書かせて頂くと
選手って弱い人ばっかりだと思うのです 私
取材しながらもいろんな選手を見てきて
ほんと~に強い選手っていうのは一握りかな、と
そしてその強い選手たちにも
弱いときはある

それで何が「弱さ」かというと
練習とか日常生活でのメンタリティではなく
負けてからナニクソと思う精神力でもなく
「本番中」のメンタリティ
ですね
私が評価の基準とするのは

つまり日常生活では誰でも強いのです
アスリートなら
そうじゃないとやっていませんよね

だけど本当の強さは
レースにおける強さ

レース前まで自己と葛藤しながらも
「絶対イケる!」
と自分に言い聞かせながら臨む

でもレース中になぜか
本当になぜなんでしょうか…
その自信がとても脆いものになってしまうことがよくあって
弱気になっちゃうことがありました
ものすご~く長い間
そのレースだけのために練習を積んできたのにね

でも現役を辞めてから
練習もせずにひょっこり出た試合で
頭ひとつリードされながらも
「絶対負けるか!!」
と最後の最後のタッチまで泳いだ時に
100分の1差で勝ったことがありました

そのときに
ああ、これだったんだな…
と思ったのです
それ以来 遊びでレースに出ても負けなかった

次元はまったく違いますが
そういう気持ちを
オリンピックとかオリンピック選考会とか
大舞台で維持できる選手が
栄光を勝ち取れるんじゃないかと思いますね…

そして強い選手というのは
それが実に当たり前にできるんですよねぇ
北島康介選手を取材していて
いつもそれを感じます

だから「強い」「弱い」は他人と比較するものではなくて
自分との戦いだと思います

未練ではないけど
後悔が多いなぁ
自分のキャリアに関して

他のアスリートの声も聞きたいな