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先々週の金曜日にいきなりアディスアババに出張になったのだけれど
本当は先週はマリ北部ガオ出張を予定していた
キャンセルして
一緒に行く予定だったコンサルさんたちだけで行ってもらった
火曜日の夜
アディスに着いて
夜ご飯を食べて寝ようとしたら
情報が入ってきた
ガオの国連のゲストハウス襲撃
コンサルさんの一人は頭を軽傷
段々と情報が集まってきて
襲撃は国連ゲストハウスと
もうひとつ、国連の地雷除去の機関UNMASのコンサルタントのゲストハウス
犠牲者4人
PKO中国人兵一人と
UNMASのコンサルタント一人と
マリ人セキュリティコンサルタント二名…
軽傷は後でわかったけれど
爆発で天井が落ちてきたのに当たったらしい
私もそこにいる予定だった
コンサルさんたちをそこに送り込んでしまった
幸い彼らは無事だったけれど
自分がいなくて良かった、よりも
自分が一緒に居なければいけなかったのに、と思った
私は過去に何回もそこに泊まっていて
今まで一度も襲われたことがない場所だったのに
よりによってコンサルさんを送ったその日に…
私のせいではないのはわかっているけれど
罪悪感でいっぱいだった
そして絶えないどころか
増えているテロリストの襲撃
ほとんど眠れないまま朝が来た
ひとつわかっていることは
私たちの活動は続くっていうこと
安全は確保しつつ
テロに屈しないっていうこと
そんなアディス最初の夜でした