今年のクリスマスも思い出深いものに。
ジーザス・クライストも縁ないし、ここはイスラム教の国だけれど。
1年最大のイベントですから。ちゃっかり。
インターナショナルがごっそり去った寂しさを吹き飛ばすため、
熱心にイベントを練ってきた私たち「国内残留組」。
イヴからお友達の家に改装されたルーフトップ(屋上)をオープンしてディナー。
私は奮発して Moet & Chandon を持参した。
そして何かが乗り移ったかのようにカラオケで熱狂。←英語の懐メロオンパレード
翌日、さらに大勢のみんなで持ち寄りのポットラック・パーティして(私はお寿司。失敗。みんな食べていたけど)、
プレゼント交換して(私は巨大コーヒーをゲット)、
クリスマス・クッキーをデコレーションして、
←ちょっと力作。
酔っぱらって、
ゲームして、
それからニジェール川を川渡り。
この間は忘れたウクレレをきっちり仕込んで、
川の上でみんなで合唱。
つまみにチョリソーも仕込んで、完璧。
こんなに穏やかにクリスマスを過ごせることが、感激に等しい。
去年はフィリピンの台風支援に出陣してて、
今年だって、何か間違っていたらエボラ感染国かシリアかイラクあたりにいたかも知れない。
でも私はたまたま今はここマリに落ち着いていて、
マリにも苦しんでいる人が沢山いるけれども、
ひとまずバマコで、
クリスマスを落ち着いて過ごせることに感謝。
明日からまたがんばって働くけれど。
でもお料理を作れるキッチンのある家に住んで、
美味しいシャンパンとコーヒーが飲めて、
プレゼント交換用のちゃんとしたラッピングペーパーを買いに行けるっていうだけで、
幸せに感じてしまう。
きちんと生活を送れることに感謝。
そんなクリスマス in バマコ 2014。
国民の大半がイスラム教徒のマリには
クリスマスの気配全然ないけれど
クリスマス・バザーがあったから行ってきた
やっぱりクリスマスの気配まったくなし
代わりにマリの伝統的なアートが満載でホクホクゥ!
このドア欲しい。笑
今回の唯一の戦利品。
銅の置物。
ラクダ乗ってる。
足がツボ。
おまけ。
わ、ワニさんが。。。
ま、なんとなく神聖な感じなのか。な。
今週末からバマコのインターナショナル・コミュニティの住民たちは一斉にいなくなって、
がらーんとしてる。
さみしいー。。
私は残留組。
でもエボラ感染者も完全になくなったし(一時的にかも知れないけれど)、
久しぶりにのんびり過ごせそう。
今日は仕事しない。かな。いや、するかな。
これだけ旅していても
どの国に行っても
仕事していて驚くことがある
マリでの今までの一番の驚き
教育省の人たちが
みんなフランス語を直さずにいられないこと・・・
ひとつのミステイクも許せないばかりか
人それぞれこだわりがありまくり
写真のこの人は官房長官
金曜のモスクから帰ってくるの待ってから
プロジェクターでスクリーンに映し
2時間延々とグラマーを直す
「じゃあこのパラグラフをもう一度読んでみよう」
か、官房長官・・・。
これはあなたの仕事でしょうか?
しかしこの後。
官房長官「ま、このくらいで良いだろう。次官に送ってくれ。ワード文書で。次官も読み直して直すだろうから」
私「・・・。大臣にサインしてもらわないといけない期限がとっくに過ぎているのですが。」
次官に送る。
月曜日の朝、ソワソワしているところに電話があり、
次官「今、15ページまでの修正箇所を送った。あと10ページはこれから送る」
私「あ、ありがとうございます。でも今朝大臣にサインしてもらわないと・・・!」
正午にあと10ページ修正分が来た。
ダッシュでプリントアウトし、
再度教育省に届ける。
私の代表が手渡し、一緒に署名しようとするも、
今度は・・・
大臣が・・・
「読まないといけない。この文法は・・・」
えーーーーーーっ。この人たち!!
こういうのは、概要聞いて、部下を信用して、さくっと署名してもらわんと!
そういうことしているから物事が進まないのですよ!!!
おーーーーい!
その後、大臣は一通り読み込み、やっと署名。
それをダッシュでまた「国連事務総長特別任命大使補佐」というお偉いさんのところに届けた。
はーーーーーーーー。
教訓。
仏語磨こう。
早めに完璧に仕上げてから教育省に持っていこう。
1ヶ月以上経つけれど
まだ思い出す
モロッコの感動とぬくもり
相性の良い私とイスラム建築
マラケシュに見所は沢山あったけれど
個人的に一番お気に入りだったのは
ベン・ユスフ回教学校でした
これでもかってくらい全部にちりばめられた繊細な彫刻
どのくらい時間かかったんだろうとか
よく忍耐あったなぁとか
そういう感動とか困惑が
落ち着いた色合いに溶け込んでいって
ずっとそこに居たくなる
うちの前のニジェール川を
川下り
失敗したり
落ち込むこともあるけど
蚊が居すぎて眠れない夜もあるけれど
(早く蚊帳を取り付けなさい)
真っ直ぐ歩くしかないのだよ
ま、酔っ払いでそうもいかない時も
(沢山)あるけどね
エボラ対策教員研修資料
がんばって作っています
全部で7人にまで上った患者数も
あと一人を残すのみ
まだまだ終わりは見えないけれど
このまま年を越せますように
このあと惨事が…
教育大臣と一緒に学校回って 手洗い励行する予定だったのに
手洗いスタンドが、、、
なかなか来なくて、、、
大臣来ちゃった!
チーン。。。 泣
教育省の責任なのに
私が怒られた。。。
なんとダサい珍事。
ま、こんな日もあるわな。
明日は明日の風が吹く~。