一週間の束の間の日本滞在。
目的は友人の結婚式だったのだけれど、
彼女の祝福だけじゃなくてそこで色んな人に再会できるし、と思って。
そしたらおまけで、ラグビーもテレビで熱く観戦できたし、
別件でお祝い事や嬉しい再会もあったし、
姪っ子のダンスの発表会も見れたし、
お腹いっぱいな一週間で、ムフフって写真眺めながら、今ドーハで乗り継ぎ。
でも、時差六時間で一週間滞在は、キツイよ。。。
美容院とフェイシャルとメイクでもごまかせないよ。。。
やっと本調子になったと思ったらもうリターン。
たった一週間だったけれど、何と言っても、日本での人と人との繋がりは、私にとって本当にかけがえのないものだと思い出させられて、とても幸せ。
全然日本にいなくて、全然連絡も取っていなくて、普段は「全然友達いない」「誰も私がどうしてるかなんて知らない」なんて孤独な気分になるのに、
日本の20年来の知人とは、ずっと会っていなくても、会うと絆が薄れていないのが不思議。
今回最高に嬉しかったのは、ある雑誌の取材で、19年くらい前にとってもお世話になっていた、尊敬するライターさんの吉井妙子さんに再会できたばかりでなく、なんとその吉井さんに取材してもらっちゃったこと!
吉井さんと言えば、あらゆるトップアスリートを取材して記事や本を書いていらっしゃる、超大御所ライターさん。
ライターさんなだけでなく、アスリート達が慕って、ありとあらゆる相談もしてくる超人格者。
私はその当時、政治家秘書兼スポーツマネジメントの会社に勤めていて、選手を取材されている吉井さんと会うことが多くなり、さらに駆け出しのスポーツライターとして、吉井さんの文章は私のお手本だった。
そんな巨匠が私なんかを書いてくださるなんて。。。
写真で言ったら、篠山紀信とかに撮ってもらうくらいの衝撃ですよ。
どんなことを聞かれるんだろう?と思ったら、
巨匠は私の人生をすべて調べ上げられていて、
ポイントをついた質問をポンポンしてくる。
普段、取材してくださる記者さんと「感覚が近い」「ポイント付いてくる」と感じることは滅多にないのだけれど、
吉井さんの質問は、マッサージで一番痛いところをほぐしてもらう、そんな感覚だった。
これこれ、この感覚。
自分がスポーツライターとして書いていた時も、
それが自分の武器だと思っていたことを思い出した。
そんなインタビューの感覚が半分で、
それプラス、書く技術が残り半分。もしくはそれ以上。
これに関しては吉井さんは誰よりもストレートな文章を書かれるから、
もうとにかく、記事が出来上がるのが楽しみで仕方ないのです。
掲載になったらまた当ブログでお知らせしますね。
インタビューの後は、共通の知人とともに、薬膳火鍋をつつきました。
18-19年前の懐かしい話に花が咲いて、
あの頃の自分が、こういう人たちに囲まれて、好奇心と向上心に溢れていたことを思い出した。
そんな時代があって、今の自分があります。
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行った日は波もなく
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