ずっと使ってきた鞄がハゲてきたので、新しい鞄が欲しくてここ何ヶ月も探している私。
欲しい鞄がなくて・・・ やっと見つけたのは高級ブランドのモノでした
良い鞄は10万円はくだらない。
でも果たしてそれは必要か?
どうせ日本でしか使わないのに。
悩んで、同じく開発援助ワーカーのN国に滞在中の友達に相談した。
A子「買っちゃいなよ!」
私「ん~ でもさ~」
A子「それいくらすんの?」
私「○万円」
A子「げぇぇぇぇぇ!!!」
私「そうなんだよねぇ」
A子「N国ではランチ1000回分だね・・・」
私「でもさー いつも贅沢してないしね。日本にいればランチだ、ディナーだ、飲みだ、洋服だ、娯楽だっていつもお金使ってるのに私たちは全然使ってないんだからさ」
A子「そうだよ!」
私「それに今は考えられない額だけど、日本にいると感覚麻痺しちゃうっていうか、どっちが異常なのかわかんないけど・・・」
A子「こっちにいるときはどーでもいいんだけど、日本にいると欲しくなっちゃうんだよねぇ、不思議なことに。ねー、買っちゃいなよ!」
私「今度買おうと思ってたドレスやめたから、お金浮いた気分だしね!」
A子「あー じゃあなおさらじゃん!ちょっと違うけど。私なら買うね。この間日本で○万円のランチ食べたし。至福を味わったよ」
私「そうだけどさ。もーなんでこんなことで悩まなきゃいけないんだー」
A子「でもさ、それ買ったからって実際にはこっち側の現状はそんな変わらないじゃん。それだったらそれ買って、満足して、さらに現場でがんばって仕事すればいいじゃん」
私「でも私たちは実際に自腹でワクチン買って届けられるけどね」
A子「そんなひっかかるなら、妥当なのにしといたら?もうちょっとお手ごろな値段の」
私「いっぱい見たけどイマイチないんだよねぇ、気に入ったのが」
A子「じゃー買いなよ!援助の仕事してるからって良い物持っちゃいけないなんてことないよ!欲しいものは欲しい!欲求は満たさないと」
私「でもさ、その鞄持ってたら、『この鞄のために命何個・・・』って考えて暗くなっちゃうよ。鞄が重たいよ」
A子「背負いすぎだよ」
・・・さて私はどうするでしょうか?!