冬は寒いから、
いつも日本に帰ってくることはなかったのです。お正月も。
その代わり、桜の季節はいつも帰ってきています。
クリスマス休暇前のこの時期の休暇は、まずない。
最後に京都に紅葉狩りに行ったのも確か、学生のとき。
ということで、どうしても観たくて、
「そうだ 京都、行こう!」
あまり調べもせず、ふらふらと。
しとしと雨も降ってきた。
人が減るかな、しめしめ、、、と思いきや、やはり平日なのにすごい人。
まず、紅葉ならなぜか「南禅寺」。
どっかに載っていたから。
お隣にすごいのがあるとはツユ知らず・・・。
それが、↑の写真。
一番最初に見て。
「ほぅ。。。」って溜め息ついて、しばらく止まってしまいました。
ほんとうに、息を飲むほど、美しかった。。。
赤に飽きたら、こちらをどうぞ ↓
南禅寺のあと、そのまま人が歩く方に歩いていったら、「永観堂」が。
その前で立ち止まっていたら、タイ人たちが来て、「ココ、エイカンドウ?」って英語で聞かれて、
「うん、そう書いてある。ここ綺麗なの?」って外国人に逆に質問したくらい、
何の知識もなく足を踏み入れたらそこは・・・
OH. MY. GOSH!!!
こりゃ、ニッポンイチ・レベルじゃないか?
ということはつまり、世界一レベルじゃないか?
というくらい、素晴らしかった。
ビビッドが赤も好きだけど、
グラデーションが大好きなんです、私。
今まで、何度も、ものすごく綺麗な、はっとする風景を目にしてきたけれど、
桜と紅葉は、トップ10には楽々ランクインですね。
見ていて感情が高まって、涙出てくるくらい、絶景。
そして「哲学の道」をゆっくり散歩。
夜ご飯の予約までまだ小一時間ほどあったので、さっとライトアップ見に行こうとタクシーに乗ったら、
運ちゃんが、高台寺は車が込み過ぎていて辿り着いたらご飯間に合わないって。
だから北上して、「曼殊院」へ。
こちらはこじんまりと、ライトアップしていました。
夜の紅葉も、ほぅっとする美しさ。
夕食は、銀閣寺の近くの「中善」さんで舌鼓を打ちました。
すべて一流の味、素材で、格別においしゅうございました。
日本料理の、素材と、出汁の味。最高ね。
一緒に居た人が、「僕の場合、あとあとよく思い出すのは、『綺麗だったなぁ』っていう視覚ではなく、『あれ美味しかったなぁ』っていう味覚なんだ」って言ってた。
まあ、この人は、人一倍食いしん坊で、グルメなのですが、
確かにこの夜の味は、またきっと思い出すと思う。
最高にハイグレードな京都の旅でした。
またがんばろう!