選挙ウィークエンドの過ごし方

日曜日が大統領選挙だったので

入国出来なくなったりする可能性を恐れて

２日前に帰ってきたら

やはり外出禁止で

 

選挙当日は専らの予想どおり大変なことに。。。

 

大統領立候補者１９人のうち

１２名が不正による再投票を訴え

街中でデモが行われ

死者２名

結局どうなっているのかさっぱりわからないけれど

多分２名の決選投票になるんだと予想されている

 

ハイチ名物の大統領選挙は

今回も騒然としています

 

そんな選挙ウィークエンド

 

家の中が。。。

 

 

オフィス化していました。

 

同居人＋週末居候は

オーストラリア人２名

フランス人１名

スペイン国籍を持つイギリス人１名

アメリカ人とフランス人のハーフ１名

と日本人の私

 

なんかウチんちは

良い人たちをリクルートしているからすっごく楽しいんだけれど

同時にワーカホリックたちの集まりです

 

週末はまだお休みモードを継続したい私は

朝ご飯にパンケーキ

昼ご飯にとっておきの素麺（揖保の糸）を披露して（って茹でただけ）

みんなでピザ焼いたり

間食におにぎり作ったり

スリランカのおいしい紅茶いれたり

荷解きしたり

たまにみんなで近所を散歩したり

夜はまたみんなでお料理して

映画観て

 

籠の中の鳥の私たち

コレラ緊急支援のアドレナリン出てるから

騒がしいわ

 

また会えるかな

 

知花くららさん

ほんとにハイチに来るかな

ユニセフ（教育）とWFP（学校給食）のコラボするかな

でも

一緒にこんなに沢山支援しても

多くの子どもが学校に通えない現実

ハイチはむずかしいって

一緒に悩んじゃうと思う

 

 

 

 

でも来てくれたら嬉しいなー

今度はグラビア撮影は難しいかな？笑

 

オフラインで充電完了

ちっちゃなセスナ機に乗って

遥々島を横断し

サーフィンで有名な田舎町に行ったら。。。

 

波が。

 

なかった。

 

ヒュルリ～ン

 

さらに。

バーで話に夢中になっていたところ、

コンピューターにビールをふっかけて、

コンピューターが

 

あれ？

あれれれ？

 

ビールをこぼしたスローモーションの映像が頭をかけめぐり

後悔の嵐

ばかばかばかー

 

でも２日くらいしたら乾いてきて直りました

ホーーーッ

 

こんな珍道中でしたが

プエルトリコ人の優しさに触れ

クリスマスセールでたんまり買い物もし

ちょーのんびり

 

CNNでこの１０年を振り返る番組をやっていて

ああそうかー　もう１０年経ったのかーと思いながら見ていたけれど

仕切りにこの１０年はメディアが変わったと

ブログ、SNS, ツイッターなど

メディアが民主化されて

誰でも情報を発信できるようになり

もはや公のニュースとパーソナルなニュースは混同され

プライバシーは侵害されるだけでなく自分から放棄して

コミュニケーションの形が変わり

みんな起きているときはいつでもオンラインで

情報に触れていない時はほとんどない

私もそこそこ時代にのっかっている一人だと思うけれど

たまにはコンピューターの電源をスウィッチオフにして

会って

電話で話して

一緒に笑うことを大事にしたい

そして

自分でもブログ発信しておいてなんですが

くだらない余計な情報は時間の無駄だからだらだらと見ないようにしたい。笑

 

２００１年は私が大学を卒業した年で

仕事を初めて

この１０年間いろんなところで

いろんなことをしてきた

そんな締めくくりのあと１ヶ月

 

待ってろ　コレラ

 

オンと、オフ、たまにワイン。

またすごく素敵なホテル見つけた

El Convento

お洒落な建物　インテリア

バルコニーからの眺めも素敵で

旧市街の最高のロケーション

外ではナマのラテン音楽の演奏してて

ツボ～

おまけに

夕方にワインビュッフェのサービスがあるの

朝ご飯はついていなんだけど

もちろんワインビュッフェの方が断然歓迎

ワインも品揃えが良いし

晩ご飯いらない（笑）

酔っぱらって夜仕事できないなんて心配しなくていいんだ

休暇なんだもんね

 

今日は旧市街をぶらぶらして

忘れてきたネイルグッズと

雑誌を買い込み

ごろごろ。。。

       

しながらも

ニュースなど観ながら

外からハイチを眺めてみる

アルジャジーラ

このYou Tube に映っている病院

この間行ったじゃん

こんなおぞましい光景はもう過ぎていてみなかった

良かった

 

こういう素敵な町から

ハイチという国を眺めてみて

私はあんなところに住んでいるんだと改めて思う

でもちっとも辛いと思わないし

自分にとっては普通のこと

この間テレビ番組の取材がハイチに来て（また日時はお知らせします）

しきりになぜ私がこういうところに住んで

こういう仕事をしているのかとか

何としたいのかとか聞かれたけれど

全然かっこいいことが言えなくて

「貧しい人を救いたい」なんてことも口からは出てこなくて

私も含めて開発援助に携わっている人たちはほとんどそうなんじゃないかと思うけれど

こういう仕事をしていることが不思議なんじゃなくて

しない方が不思議なんだと思う

他にすることなんて思い浮かばない

 

そして

たまにプエルトリコみたいな

エキゾティックな国を旅して

カリブ海の心地よい風の中

美味しいワインとチーズで乾杯して

はー　極楽　極楽

 

アメリカとラテンのまんなか

また飛行機に飛び乗って脱出しました

今回もまた

初めての国

エキゾティックで

好奇心をくすぐる国

プエルトリコ

 

って２時間のフライトを降りてみたら・・・

 

 

思いっきり

 

アメリカでした　ここ

 

そういえばアメリカ領でした

 

 

とりあえずスタバでもと入りましたが

まったく懐かしくも嬉しくもないし

むしろハイチのコーヒーの方が美味しい

 

コレラにびくびくして手を洗いまくる生活から脱出して

１泊くらいゴージャスにと思ってチョイスした五つ星ホテルだけど

なんか　欲していた刺激と違ったわ

噛み合ってないわ

 

でも明日からこのアメリカに侵されたホテル街を飛び出して

すっぴんにワンピースで

波を追いかけに行くんだ

そして

運動して

本読んで

自分を見つめるんだ

 

前ほどこの６週間おきのお休みを必要としていなかったし

相変わらず「休み要らないー」って言って

「要るよ！その疲れ切った自分の顔を見よ！」と言われ ガーン

強制的に外に出された感じだけど

やっぱり暴動とかコレラとか緊張の連続の毎日から抜け出して

スタバでコーヒー飲んでみたり

中華料理やさんで麺を食べてみたり

テレビ観たり

友達にメールしたり

普通のことするの

大事だよね

 

休暇の間にブログも更新して

頭の中身お掃除したいと思います

 

とりあえず何か美味しいもの食べてこよーっと

 

コレラ景気

便りがないのは元気な証拠

よく食べ　よく寝

とっても元気にしとりますー。

 

結局トーマスは我々を散々怯えさせたけれど

ダメージは思ったより小さく

（３００余のキャンプは吹っ飛んだけれど）

物々しい自宅待機の週末は

束の間のお休みとなり。

 

でもまた翌日から一気にぎゅーんとハリケーン被害対応＆コレラに追われ

コレラの被害は現在死者９００人にまで急上昇

私もまたコレラ汚染地域へ出張。。。

 

ポルトープランスの北に3時間ほど走ったところにあるゴナイーブは小さな町で

スリランカのワウニヤか

ブルキナファソかどこかの小さな町を彷彿とさせる

こんな町にお医者さんとか国連・NGO職員たちが一挙に押し寄せると

町に二つしかないホテルはたちまち満員になって

そして価格が高騰する

シャビーなホテルで８０ドルだってよ！

水シャワー、ダサダサのカーテンとベッドと家具

インターネットも飲み水のサービスもないし

バスタオルかと思えば　フロアに敷くタオルだったよ！

８０ドルに上げるんだったら

ただむやみに上げてぼったくるだけでなく

それなりの努力をせんかい！

せめてペットボトルの水くらい供給したりさ！

・・・虫の居所が悪かったのか

ホテルのフロントで豪語した私は

見事に１０ドルのディスカウントをゲット

・・・っていうかディスカウントが欲しかったんじゃなくて

援助を逆手にとって商売するオオカミたちに

説教たれたかっただけなんですって！

その姿勢に！

 

とまた晩酌しながらぶつぶつ言って

少し仕事して

またぐっすりと寝てしまいました

 

まったく緊急支援の場所にはかならずいっぱい得する人がいてむかつくぅ

と同時に

自分も甘い蜜を吸っている一人だと思うと

襟を正すのでした

 

とりあえず学校での石けん手洗い励行に勤しみながら

自分も一日何十回も手洗いを繰り返しています

でも私お料理をする前に手を洗うのは

ハンドソープの匂いが食材についちゃうから好きではない

どうしたものか？

 

ハリケーン前夜

ハリケーン　トーマス近づいてます

雨が降ってきた

ティクタク近づいてくる災害を感じながら
みんなで真っ青になって
緊急会議ばかりして
映画の中の世界みたい

とりあえず今日から自宅待機

予想されるのは
暴風雨より
大洪水

神様　ハイチを助けて下さい

電話やネットはつながらなくなるかもしれないけれど
私は大丈夫だから心配しないでね