フィールド1日目の終了。
今日はアンパラ県で教育局のお役人たちと2009年の計画策定ワークショップ。
私も颯爽と(?)水色のサリーを着てお仕事。
フィールド出張で会議のときはほぼ必ずサリーを着ることにしている。
その方がパートナーに溶け込みやすい。
会った瞬間に、空気が和むのがわかる。
サリーだけでなく、私が日本人だということもそれだけでポイントアップならしい。
日本人は勤勉で、発展しているからとてもリスペクトされている。
スリランカの多くの学校に「ジャパニーズ・”5S”システム」という教育の理論が定着している。
JICAがサポートしているものだが、あちこちの学校で5Sの効果が認められていて、その浸透度に驚く。スリランカ人にぴったり、しっくりくる方法論なのだと思う。
その”5S”は何かというと・・・
『整理・整頓・清掃・清潔・しつけ』
どうやって伝わったのか知り得ないのだが(JICAの方、知っていたら教えてください)、これが学校運営、子どもの教育にとても重要だと認識されているのだ。
たしかに、今振り返ると、日本の学校の掃除文化の徹底度といったら凄かった。
毎日の掃除当番、教室だけでなく、階段、トイレや下駄箱、校庭の体育倉庫などの隅々にいたるまで役割分担があり、
学期はじめ、学期末の大掃除なんて今考えるとすごい図だ。
学校中の子どもと先生で一斉に掃除するのだから。
確かに、日本で汚い学校など見たことがなかった。
それが教育の質につながるというのは今まで考えたこともなかった。
あれは綺麗な環境で勉強する気をアップさせるだけでなく、
しつけもチームワークも、色んなことを教えていたんだなぁ。。。
そんなことを当たり前にしてきた私たち日本人のやり方が、スリランカ人たちは結構好きみたい。
だけど私には、整理と整頓の意味が違いがわからない。
誰かわかる人、教えてくださいー。