一気にエマージェンシー・モード突入。
トルコから帰ってきてから、
バタバタと走り回っているうちに、
ハリケーン・サンディはアメリカへ北上し、見る見るうちに勢いを増し、
なんとニューヨーク直撃、死者50人以上⁈
映像見て驚いているところ、
ハイチはフラッシュ・アピール出すって。
Flash Appealとは、
大きな災害があって、
被害が大きくてお金が足りないときに出す資金集めのアピール。
ばばばと被害状況をまとめて、
戦略立てて、
そろばん弾いて、
簡単な戦略文書にまとめるんだけれど、
笑っちゃうのが、
緊急支援を取りまとめる調整役のOCHA、ニューヨーク国連本部のサーバーダウンでメール使えないって!
国連本部が‼
まったく、危機管理どうなってるのでしょうか。笑
もうこの2年強、ずっとこんなことばかり繰り返している私たちは、
もう慣れっこだから、
Flash Appealだからと言って慌てることもなく、淡々と仕事してるんだけど、
エマージェンシーやさんが災害が来たときに出すアドレナリンは、
会議室で仄かにじわじわ匂ってる。
こういうとき、寝る時間も惜しまず働けちゃうんだけど、
それは私にとっては当たり前の感覚なんだけれど、
よく考えたら、
どうやら政府の役人とか、
同業者のナショナルスタッフの中でも、
違う感覚の方は多いみたい。
緊急支援イコール、追加業務だから嫌がるみたい。
人が亡くなったり、家が流されたりしているのに、
何とかできるポジションにいたとしても、何とかしなきゃとは思わないんだよなぁ。
何か改めて、ふーんと考えさせられてしまいました。
明日から長い週末。
とりあえず休む。