地球散歩♪

いもとなおこのBLOG

モザンビークの楽園編。

世界陸上3 -ユニフォーム泥棒-

2005年08月17日 | kenya
ヘルシンキは見るからに寒そうだった
選手たちは雨の中 震えていた
レース直前まで温かいジャンパーを羽織っていたのを見た視聴者も多いだろう

ケニアの選手たちは不満を漏らしていた
この寒さの中 ユニフォームの支給が一着ずつしかない、と

そんな中 ショッキングなニュースが

『ケニア陸上代表チームのユニフォームが
ナイロビ市内の店で売られてた

フェーク商品か?との噂が出たため
ケニアオリンピック委員会の役員は
わざわざヘルシンキへそれを持ち寄り
ナイキの職員が それはホンモノだと確認したから
さあ 大変

近く取り調べが行われる
疑われているのは役員

この記事にはさすがに私もちょっと笑ってしまいましたが

やっぱり    がくぅー  です

隙さえあらば
何でもお金に換えるのだ

貧しいからといって
モラルもクソもないのです
この国の人たち

警察でさえ 
シートベルトや飲酒運転のチェックを路上でするのは
賄賂を稼ぐため

いつまでたっても慣れない この現実

がんばろう・・・

世界陸上2 -新聞報道-

2005年08月15日 | kenya
昨日のケニアの新聞"Nation"にはこんな記事が

「男子マラソン大失敗 残る望みはンデレバだけ」

きっつぅ~。。。

尾方選手が銅メダルを獲った男子マラソンで
期待されたケニア勢の最高順位が7位に終わったのに対してのこと

これだけではない

「They were no better than pedestrians」
(歩行者とさして変わらない)

        ひ、ひどすぎる。。。


普通の歩行者は42.195km走れねーよ・・・(-_-;)
(ケニア人だったらみんな走れるのかも?)
これじゃ 日本の新聞なんてかわいいものだ

こんなバッシング受けるのだから
ものすごいプレッシャーを背負って戦うのだろう

なんでそこまで言われなくちゃいけないの
って感じですけど
ケニアの選手は「お国のために」と思って
プレイしているのか?

何だか・・・ アトランタ五輪を思い出すわ・・・


昨日の女子マラソンで2位に入ったンデレバはすごい
こんなプレッシャーを背負っても
コンスタントにメダルを獲る
昨日のレースでは途中で足がつってしまったそうだ
33歳 執念の人だ
ケニアでも "Catherine the Great"と称えられている

昨日のケニア勢は
男子5000メートルでようやく金メダルをとり
これでメダルテーブルは金1 銀2 銅4

今まで気にとめていなかったけど
中長距離レースに ケニア勢はゴロゴロ出てきた

トレーニング場所や
栄養、科学トレーニング、ユニフォームなど
環境が整っていない中で
どんなトレーニングを積んでいるのだろう
標高が高いから中長距離ランナーには好環境とはいえ
国からのサポートはあまりないらしい

ここには逸材が星の数ほどいるのだろう

日本の大学駅伝にも
沢山のケニア人を送り込んでいる
(日本人のリクルーターがケニアにいるの)

これでアメリカみたいに
トレーニング環境とサポート体制がばっちり整っていたら
世界陸上やオリンピックのメダルなんて
総ナメしてしまうんだろうね

あっぱれ ケニア

ヌーの川渡り

2005年08月02日 | kenya
ちょっとご無沙汰してしまいましたが
引き続きマサイ・マラについて
どうしても書きたかったことがある

それはヌーのこと

ヌーとは・・・ なんだ?
ヌーはヌーだ・・・

子どもの頃から
非常に老けた顔 カワイソウニ・・・

ヌーは遊牧する
草を求めて 大群になり
タンザニアとケニアを年に2回行き来する

毎年7月末くらいがその時期で
タンザニアのセレンゲティから
ケニアのマサイ・マラまで
草の匂いを嗅ぎつけて
ゆっくりと移動する

ラッキーにも大群に遭遇し
全部のヌーが通り過ぎるのを待っていると
何日間もかかってしまうらしい・・・

マサイ・マラの中心には
蛇行するマラ川があり
そこをヌーの大群がジャブジャブと渡る光景は
テレビでもよく放映される

私たちが行った時は
川渡りにはまだ少し早くて
まだヌーたちは広大なマサイ・マラの端っこに辿り着いたばかりだった
残念

でもマラ川のこちら側、ケニア側には
ヌーがチラホラといた
聞くと
去年置いてきぼりをくらった奴らだった・・・

・・・ヌーは馬鹿だった

草をむしゃむしゃ食べているうちに
はたと気がつくと
家族も含め
みんなタンザニアに帰っていってしまった
家族も家族で
置いていったことを忘れていた

半年以上経って
やっとみんながまた川を渡って帰ってくる

そのとき私は
信じられないほどかわいい光景を見た

なんと
去年置いてきぼりをくらったヌーたちが
一列に列を作り
川岸までお向かえに来ていた

まだなのに・・・
あと1週間くらいはあるのに

一瞬 とてつもなく
ヌーが愛しく思えた が
近くで見るとやはり老けててブサイクで
おまけに頭悪いから
川を渡る時に 前を走るヌーのお尻めがけて突進し
転んで簡単にワニに食べられちゃう
仕方ないヌーさんたちでした

だちょーーーーん

2005年07月23日 | kenya
だちょうが一番好きです

なぜ???

変だから
すごく。。。

鳥のくせに でかっ

そして走るの はやっ

ダンダンダンダンッ 
と走っていく

すんごい昔の カップヌードルのCM思い出しません?

        Hungry?

ってやつ

オスはピンクと黒なの 素敵
ブルーもいるらしい
メスは醜い茶色
反対だろー

そして顔がとても 頭悪そう

そんなわけで
だちょう好きな私でした

らいおん・ハート

2005年07月22日 | kenya
マサイ・マラ

そこは動物の王国で
ここでは人間なんて 蟻みたい

彼らにとっては 
「ああ なんかまた来た」くらいなもんだ

ライオンを見たとき
なぜか一人で

ぎゃーーーーー ライオン!ねえ!ライオンだよっ!

と大騒ぎし 周りの人に白い眼で見られた

だってあまり見られないっていうから
ちと興奮しちゃったのだよ・・・

でも動物の王様は
私たちを一切気にする風でもなく
2匹のうち1匹(弟)は
朝食のイボイノシシをがっつくことに夢中で
ただの1度もこちらを見なかった

   あのぉ~。。。 もしもし 私たち遥々来てるんだからさ。。。
   私たちの中には 日本から何十万円もかけてあなたを見に来てる人もいたりするんですけどぉ。。。


もう一人のお兄さんはもう食べ終わったらしく
弟が食べ終わるのを静かに待っていた
待っていたというより
何か考え事をしているようだった

哀愁漂う
ライオン・キング

ほんとは優しかったんだね

サファリ~

2005年07月22日 | kenya
マサイ・マラ国立保護区は
ケニアの南部、タンザニアとの国境に位置する

ここのサファリはケニア一、いや、アフリカ一有名かも
日本人観光客もいーーーっぱい

最大の魅力は 
遭遇できる動物の種類の多さ
国立保護区は国立公園と違い
制約が厳しくなく
道路を外れ、草原を自由自在に車で動き回ることができるのだ
つまり 動物を見つけたら
すんごい近くまで近寄れる


それにしても・・・
          いやぁ これは もう 


言葉を発するのが億劫になる


ただただ 呆然と 
その360度の地平線の世界を眺める


辺りを見回しても 誰もいない
建物もない

何万年も前 人類が誕生する前は
こんな状態だったのかなと想像する
そして
いや これは現代なのだと我に返る
私たち人間が
しゃかりきになって
せっせと経済活動に営むとき

ここにこの世界はある

時の流れがとまったようなこの世界が

マサイ・マーケット5

2005年07月11日 | kenya
一目ぼれの一品

お行儀良く
ティータイム

さて 何を話しているんでしょうか?

私の予想

「あらやだ このテーブルぐらぐらするわ」
「あなた そんなの買うときにちゃんとチェックしなくちゃダメよぉ」


みなさまのアイデアを
募集します