地球散歩♪

いもとなおこのBLOG

モザンビークの楽園編。

モンスーン全開

2010年06月06日 | sri lanka
5月の最終週あたりの満月は
仏陀が悟りを開いたウェサックのお祭り
灯籠がそこら中にクリスマスみたいにデコレーションされていてとても綺麗

それにしてもコロンボに戻ってくると
モンスーンシーズン真っただ中で 雨、雨、雨。。。

蚊が多すぎてそれだけが鬱陶しい

引きこもりか、それとも雨ニモ負ケズ外出か、、、

やはり後者でしょ!



紅茶畑の舞台裏

2010年06月03日 | sri lanka
また大好きな Hill Country に来たよ

涼しくて気持ちいい
山のてっぺんまでびっしりの紅茶畑、ほんとーに綺麗

庶民のおうちに突撃!

セイロン茶の産地は貧しい
お茶畑で働いている人たちは教育を受けていない人が多く
さらにアル中もいっぱいいて
1日200~300円の稼ぎの半分くらいを
お酒につぎこむ
そして
子どもたちは働かなければならないため
学校に行っていない子も多い
そして ぞっとするけれど 
近親相姦も文化のひとつだったりする

私たちがサポートしている子どもの中には
文房具を買うお金がないので学校を中退して
何とか連れ戻してきたけれど
これから学校に戻る子に
ご両親は文房具を買ってくれると思う?と聞いても
くれないと思う。という




「うちの子の通う学校は先生の質が低すぎる」
と豪語するこのおじいさん
威厳を保ちつつ
Girls Rock (「女の子サイコー」)というTシャツを着ている。。。ぷぷぷ



(小さく見える白い点々は
茶摘みをするお母さんたち)


どこの国に行っても万国共通
女性はよく働くよね

こんな地域の教育の質を改善するための活動。。。






隣の二人のはキャンディの巻き方
私のはインドの巻き方
キャンディアン巻きは好きではない
でもこの日の私のドレープ(ひだ)は失敗したな




ヤブ医者通い

2010年06月02日 | sri lanka
うちの愛しいメイドさんが乳房にしこりを発見し
慌てて病院へ連れていっているのだけれど
スリランカの医療事情はやはりあてにならないという人々の評判は
やはり杞憂では終わらなくなっている

もう4件病院たらい回しにされ
しかも1回1回、時間がかかる
国立のがん専門病院はタダだけれど
混んでいて1回1回のステップに3週間はかかる
やはり日本もそうだけれど「紹介」「口利き」みたいなものがマスト
いろんな検査しまくって
昨日違う病院に検査結果聞きについていったら
「精度が悪い。あそこの病院は腕の悪いジュニアの医者がいる。もう一回やり直し」
とまた針の検査をさせられた

同僚もスリランカでは乳がんと診断され
母国で検査したらがんではなかったらしい

デング熱にかかった友人は
最初は食中毒だと言われたそうだし
もう一人デング熱にかかってもう1週間以上入院している同僚は
最初はデングもマラリアもネガティブと言われた

メイドさんをどうしたものか。。。
心配 心配


カレー・サンド・ビスケット新発売

2010年06月02日 | sri lanka
興味だけで買ってみた

カレー味のサンド・ビスケット

同じシリーズのチョコレート味とレモン味が好きなので
一応トライしてみましたが



激・不味い 驚くほどに



か、過激な味

スリランカの辛いカレーを
そのままビスケットに挟んで
「仕方なく」砂糖を入れてあげた、というような

なんか食べ終わったあとに すごく腹が立つわー

何でやねん!
とツッコミたくなったわ

スリランカ人はどう思うだろうと
メイドさんにあげたら

「すごく辛い」

とポイ

誰もそれ以上食べられず
でもこの不気味な味を誰かに食べさせたくて
そっと冷蔵庫に隠しておいたら
同居人からメール


カレービスケット おえっ

だって

今日の私服☆

2010年06月01日 | sri lanka
って人気モデルさんたち よくこういうお題でブログアップしますよねー

それですっごく可愛いお洋服と抜群のスタイルで
これはどこどこので
これはどこどこで買って
靴は
アクセは

とかって紹介して

ま、スリランカ在住のものにとっては全然ためになった試しありませんが
目の保養にはなる


ということで

私もやってみた

今日の私服☆ スリランカ・バージョン!










グリーンのサリー: ノーブランド インド産 トリンコマレー県のショップで¥3000くらいで購入☆ (←私のサリーコレクションの中では一番くらいに高い)

以上


↑ おかしな人


昨日からワークショップだから2日連続で着ています
いつもの同僚以外の人たちとお仕事するときは
現地の人たちが必要以上に大袈裟に喜んでくれるので
なるべく着るようにしています
明日は移動で
明後日また出張で着まーす

サリー大好き~

このサリーは私にしてはめずらしくシルクで(いつもは綿)
すっごく着心地良いのー ワルイ
基本サリーの「ブラウス」は伸びない素材で
肌にぴったりのサイズにテイラーメイドで作ってもらうから
胴体が1日中同じ体勢で
日中はエレガントな気分なんだけれど
一日が終わったら
なんか ずしーんと
疲れる

おまけに今日車の中でよっこらせと荷物を動かしたら


ビリ


あ、脇の下。。。 破れました。。。


シーン。。。 (←これも死語か)


懲りずにまた着よ。。。


お誕生日、ありがとう。

2010年05月25日 | sri lanka





もう誕生日なんて祝う歳じゃなーいと思っていたけれど
沢山のお友達とパーティしたり
普段連絡取っていない人から連絡が来たりするのは嬉しくて
そういうきっかけになるだけでも
お誕生日って価値があると実感・・・

同僚たちがくれたカードに
日本語で一生懸命書いてくれた人がいたんだけれど
「幸せなお風呂の日」
って書いてあった
birth を bath にしてグーグル翻訳かけちゃったのね
惜しい(笑)

家族と友達と同僚が温かくて
ありがとう
いつもありがとう

地球の果てに辿り着いた夜の会話

2010年05月15日 | sri lanka
お仕事終わって
週末ヌワラエリヤにプライベートでステイ
あまりにも気候が気持ちよすぎて
コロンボに帰りたくないよー

今朝は早起きして鼻歌まじりの2時間半ハイキング in ずっと来たかった Horton Plains & World's End !
World's End (地球の果て)
誰がつけた名前か知らないけど 怖かった~(写真)
自殺した人いるだろうと思って聞いたら
スリランカ人のカップルが飛び降りたことあるって


ごそごそ草が動いてるから何かと思ったらカメレオンだった

仕事帰りの週末にパッとこんなことできちゃうなんてラッキー

その夜 ディナーテーブルで知り合ったフランス人と
思いのほか意気投合して
いろんなことを語った
1時間以上身の上話をしてようやく初めて彼は私が日本人であることを知り
(まあきっと東南アジアのどこかだと思っていたんだろうけれど)
もうそろそろ閉店になる頃
「So what's next for you? What do you want to do?」 次にどこに行くの?何をしたいの?と
私が最近ずっと考えている疑問の核心をついたことを聞かれた

私はすぐに返答するのに困ったけれど
I am not sure what my future leads but I want to be always excited
(わからないけれど、いつもわくわくすることをしていたい)
と言ったら、その英語の流暢な品の良いフランス人中年男性は
「それはとても大事なことだね 僕は今はそういったことや、目標を失ってしまったから」
と答えた
彼はスイスの銀行マンで
去年リーマン・ショックで従業員を大勢解雇し
自分の首も危うくなり
今まで積み上げてきたものや
きっと財産もなくし
人の嫌な面を沢山見て
いろんなことに失望したらしい

だから今ふらりとスリランカを旅し(聞かなかったけど恐らく独り)
観光客が見ないほんとうのスリランカ人に触れて
スリランカの子どもたちがどういう状態なのか
私たちが何をしているのか
どうして私がこういう道を選んだのか
熱心に聞いてきたというわけだ
彼はいつも希望と野望に満ちていて
自分がこんな風に人生に失望するなんて思いもしなかったと言った
もう一度 何かわくわくすることを見つけたい
きっと見つかるのだろうけど
今はそれが何なのか 
どうやったら見つかるのかがわからないと言った

きっとそんな人は世界中に沢山いるのだろうと
私は慰めるつもりではなかったけれどつぶやいた
そして私はやりたいことがあるだけ幸せだと思った

スリランカにこんなものあったんだと思わせる本物の暖炉を囲んだソファーで
そんなことを思った夜なのでした



Thanks for always being my motivation for life...


スコティッシュ気取り

2010年05月13日 | sri lanka
猛暑と雷豪雨のコロンボを離れ
うらやましがられながら避暑地ヌワラエリヤに出張に来ました

ヌワラエリヤは英国植民地時代に開拓されて
インド南部からインド人(タミル人)を連れてきて
英国人が紅茶の栽培を始めました

だからここ 街全体がスコットランドみたい


↑ 泊まっている Hill Club

メンバーだけの会員制のホテルで
超気取っています
私は知り合いがメンバーなのでゲストで入れてもらっちゃった
従業員の話し方も気取ってるー
夜ご飯は男性はドレスコードあり 
ネクタイとジャケット着用。。。
どないやねん。。。
夜はホテルの従業員が湯たんぽ持ってきてくれたよ

今日はお仕事早く終わったので
公園をお散歩
























サボテンに落書きしてはいけませんよー

これからこの辺りでダムを作っている日本人のおじさまたちとご飯に行ってきまぁす ♪


マンゴーに罪はあるのか、ないのか。

2010年05月10日 | sri lanka
未だかつて果物に対してこれほどまでに憎しみを抱いたことはない

私は毎朝必ず食べるほどのフルーツ好きだし
マンゴーは果物の中で2番目に大好きな食べ物だった(一番目は梨)
特にスリランカとガーナのマンゴーが好き
タイのデザートのマンゴーと餅米に甘いシロップをかけたやつも好き

2週間前、隣の家の木から落ちてきたマンゴーが私の愛車オーシャンのボンネットに大きな凹みを作ったとき
まだちょっと笑えた
以来 きっちりネタとして使わせて頂いていた

オーシャンは修理に出され
何事もなかったのようにまた元の愛らしさとともに帰ってきた


しかし・・・



オーシャンが帰ってきた翌日の晩
またもや友達を大勢招いてお料理をしている最中に
「バン、バン」と音が聞こえ

またか!と思ってみてみると・・・












フ、フロントガラスを割りよった。。。







犯人 ↓








このマンゴーに罪はないのかも知れない
ご覧のとおり リスか鳥か 何者かによって食べられている
その過程で放り投げられたのだ
むしろ君が美味しいのが罪なのだ
対策を講じなかった私が悪いのだ
いやいや 
悪いのは枝を切らない隣の家の主人だろう!!(←単純明解)
毎年このシーズンになると「枝を切れ」とクレームをつけられていることが発覚

1度目の修理から戻ってきた翌日に
再度マンゴーにフロントガラスを割られた私は
もう苦笑いさえできなくなっていて
お料理を作りながら平静を装って保険会社に電話をかけ
また何事もなかったかのように
友人たちとの会話に戻った

友人たちも皆
本当はすごい事件に遭遇したのに
誰も何もツッコめなくなっている雰囲気を察知して
元の話にすーっと戻ったり
無言でお酒を飲んだりしていた
本当は爆笑したかったのかもしれないけれど
心温かい仲間たちは
それっきりその晩もう誰もそのちょっとマヌケな事件を持ち出さなかった

その晩は私と同居人の2台の車を家の外に停め
翌日は何度も高いマンゴーの木を見上げては
どうやって枝を切ろうかとか
ネットを張ろうかとか
一日中画策した
調べたところ 高い木に登って枝を切るのに2500円くらいかかるというけれど
asap でお願いした

またいつかマンゴーを食べたいと思うときがくるのだろうか
今はそれを地面に叩き付ける自分しか思い浮かばないのだけれど

↑ この女、現在凶暴につき。


ちょっと待て

一番怒りたいのは保険会社だろうに・・・!