何と数えてびっくり
16年前にあの場に立っていたんだけれども
12年前は五輪を逃して引退を決めて
ちょうどライターの仕事を始めたので
東京からテレビを観ながら後輩たちの記事を書いた
8年前はライターの仕事で現場で取材した
4年前は勤務先のスリランカで
休暇を取ってホテルのテレビで
北島康介のレースを
極めて映りの悪い国営チャンネルで観て涙を流した
さて今年
かつては水泳界でも上位を争う水泳オタクだった私ですが
もはや海外の選手にも疎くなり
タイムを言われても何の種目かいまいちピンとこないほどだが
気持ちだけは高ぶっていた
本当は休暇をとってテレビ観戦をしようと思ったのだが
アメリカのNBC放送がそこらじゅうのレストランのテレビに入っているから
お目当てのレースはそこで見ようと思っていた
ところが土曜日の競泳初日
スポーツバーのテレビの前に陣取ったら
なんたることか
競泳をライブで映さないではないか‼
うろたえながらいろいろなチャンネルを探してみるものの
アメリカの友達に急遽電話して
NBCがライブで水泳を映していないことが判明
ゴールデンタイムで放映するために
フェルプス vs.ロクティの400メートル個人メドレーの世紀の対決でさえも
オンタイムで流さないNBCに憤り
結局ハイチの放送でユーロスポーツを見れることが判明
最後の数レースだけを見ることができた
Who would have thought??!!
翌日もそのバーに行くと
今度はカーニバル休暇で閉まっていて
その後うろたえながら何軒もレストランをまわるも運がなく
結局に家にたどり着いて
隣人にインターネットのサイトを教えてもらった
justin.tv と iPhone
あなたたち 私の救世主!
たまにネット回線が途切れて肝心なところで
あーーーっ そんなーーー
となったするけれども
平日も仕事しながらちょこちょこレースを観ることができて
感情移入が難しいながらも
時代を反映した観戦となっている今回のロンドン五輪
さて前置きが長くなりましたが
4年に一度の夢の舞台
長い間毎日毎日思い描いてきた目標と
現実との狭間で
全力を尽くす選手・コーチたち
いろんな感情が錯綜する
そしていつものことながら
メダルを獲れる選手というのは本当に強くて
さらにそこからの僅差の戦いが
物凄く見応えがある
明日のキング
今まで散々私たちの常識を覆してきたあなただから
きっと
世界中の誰よりも自分を信じてる
強い強い
あなたのレースになる