昨日は映画Blood Diamond観てきました
えー 日本でも公開されていないのにシエラレオネで???
と思うかも知れないですが、フリータウンの高級レストラン『マンバ・ポイント』で毎週火曜日に行われる上映会で、今話題のレオナルド・ディカプリオ主演Blood Diamondが上映されたのです。
さすがに映画の舞台になったのだから、どこからか入手できたのだろう・・・と思いきや、
しっかり海賊版でした。
どこかの劇場の人影とか映ってましたから。
まーダイヤモンドもバンバン密輸する国ですから。DVDくらいわけないです。
さてさて。批評。
「・・・な~んかね・・・。」
まず、ストーリーが面白くない。ハリウッドっぽくて。
アクション?恋愛?イマイチ焦点定まってへんちゃう?
あとディカプリオはアカデミー賞主演男優賞にノミネートされていますが、たぶん受賞はできないと思います!
でもね、やっぱり嬉しいですよね。こうやって、この映画がきっかけとなって、世の中の人が、100%事実とは言えないまでも、こういうようなことがたった5年前までこの小さなシエラレオネという西アフリカの国で行われていたという事実を知ってくれることが。
特に少年兵のこと、ダイヤモンドのことは、今まで言葉だけは伝えられていても、あまり映像としては知られていないことですもんね。
だから歓迎!みなさんも日本に来たら是非見てくださいねーっ。
シエラレオネ人たちは、「もう平和なのに、悪いイメージが払拭されない!」って不満言っているみたいだけれど。
ところで、さすがにシエラレオネ在住のマニアックな人たちの批評は面白いです。
今回、職場の人たちと観てたのですが・・・
「シエラレオネなのに、朝陽が昇る分けないよね。ここで撮ってないのバレバレ」(実際撮影はモザンビーク辺りらしい)
「フリータウンの街並みがぜんぜん雰囲気違うよね。建物が綺麗すぎ」
・・・普通の人は気にしませんから、そんなこと!
ちなみに今は映画みたいな市内銃撃戦も、少年兵の誘拐、トレーニングもありませんので。
至って平和ですのでそこのところご了承を!