地球散歩♪

いもとなおこのBLOG

モザンビークの楽園編。

ミリオンダラー獲得。

2009年05月04日 | sri lanka
やりました。

宝くじに当たったわけではありません。

外務省:スリランカへの緊急無償

ありがたく、使わせていただきます。

使う内容は、私のお給料です。

嘘です。

キャンプにいる国内避難民のための水と栄養の支援です。

給水車を借りてきて、水の供給したり、

仮設のトイレを作ったり、

栄養不足の子どもと妊婦さんに高カロリー食を配ったり。

ほんとうは、自分のセクション、教育部門にお金を持ってきたかったけれど、仕方ない。

まずは、ベーシック・ニーズ、生きるために必要なものが当然優先。

そのあと、できるだけ早く、学校もきっちりと再開させたいです。

緊急支援では教育はないがしろにされがちだけれど、

今、学校に半年以上も行けていない子どもたちが、この先学校に戻って、ちゃんと卒業して、大学にも入れる確率は、現時点ではすごく低い。

と、声を大にして叫んでも、学校は人々の住居になっている現実。



それはさておき、大金があっという間に物資の供給で消えていくのが、

すごく不思議な感じ。

でもそれで生き延びている人が何万人もいます。

これぞ、緊急支援。

弱酸性アドレナリン週間

2009年05月01日 | sri lanka
戦闘地域から逃げてきた国内避難民(IDP)は

昨日1日で9419人増加

4月20日からの到着は10万人強となった

この6ヶ月間合計で 17万1184人に上る

この人たちはワウニヤ(15万2671人)、ジャフナ(1万1089人)、マナー(52人)、トリンコマレー(5468人)のキャンプにそれぞれ入れられている

突然増えたから 当然キャンプは大パニックで
現場の人たちがてんてこまいでテントを張って
食料を配って
水・トイレ・シャワーを整備して
仮設病院を作っている

この1週間 テントが間に合わなくて
雨が降って
何千人の人たちが雨空の下で寝なくちゃいけなかったと聞いた

そんな話を聞くたびに
涙が出そうになる

そしてまだ5万人が戦闘地域から逃げられずにいるのだ

何かしたい
何かしないとって私も走り回っていて
あんまり疲れなくって
心地いいくらいのエネルギーがみなぎってる

これをアドレナリンというのかな?
それにしちゃあ、なんだかゆる~いアドレナリンだ
肌にやさしい感じのね
フレグランスをつけるとしたら 少しぱりっとしたレモン

元アスリートのくせによくわからないのは
昔アドレナリンを出していたのに気がつかなかったのか
気が弱くて(ほんとに。笑)出ていなかったのか・・・

少しは私も貢献できたかも知れないニュースが
明日やってくる
日本政府からの緊急支援が閣議決定されるのだ

されたら IDPのみなさんたちと乾杯したい
なんてジョークも少し不謹慎だ