おばさんの落書き部屋

日々の出来事など思いつくまま

ボランティア演奏

2015-09-13 22:15:55 | ボランティア

かねてから依頼を受けていた緑区にある介護老人保健施設「M」へ仲間6名で
ハーモニカボランティア演奏に出かけた。
10:30集合に、8:00過ぎに家を出た。 市バスと地下鉄を乗り継いで徒歩15分。
昔は山が多かったのだろうと思われるが、新しい住宅が立ち並ぶ環境の良い場所に
一般棟92床・認知症専門棟棟100床、リハビリテーション75名と想像していたより
かなり大きい立派な施設だった。
到着すると、今日は「敬老会」の催しということで、入所者の家族も参加していて、
ホールはたくさんの人が待っていてくれた。

演奏曲目は、赤いハンカチ くちなしの花 北国の春 俺は待ってるぜ 涙の連絡船 
ふるさと、皆さんで歌っていただいた曲は もみじ 赤とんぼ 里の秋 どんぐりころころ
独奏 富士山 秋桜 など約30分間程。

ほとんどが高齢者で、車椅子の方も多く、30分足らずの演奏だったが、
終了後、楽しんでもらえたのか、MCの男性が、感想を聞いて回ってくれた。
マイクが6名に対して3本、時々ハウリングを起こして音響が今一つだったが、
当方の演奏も練習不足で個人的には今一つ(?)だった感があった。

今日も、知らない場所を訪れ、新しい人との出会いがあり、良い一日だったと
感謝。
  


8月の映画鑑賞

2015-08-26 23:14:07 | 映画

台風15号が熊本・九州北部を通り抜け、名古屋も今朝は雨だったが、午後からはまた、
暑さが戻ってきた。
猛暑続きの8月だったが、今年は戦後70年と言う節目の年でもあったためか、
新聞、テレビも戦争を扱ったニュース、映画、特集番組が特に多かった。
戦争映画は好きではないが、実話に基づいた作品は観ることにしている。

「野火」シネマスコーレ
第二次世界大戦末期のフィリピン・レイテ島で、島を彷徨う敗兵がその地で見たものは。
大岡昇平原作で有名な戦争の愚かしさ、人間の悲しみを描いた全編、うす暗い
ジャングルの中で起こった様々な極限状態は見終わったあとも重い余韻が残った。

「ソ連国境15歳の夏」シネマスコーレ
戦争とともにソ連国境に置き去りにされた15歳中学生たち120名が300キロの
道のりを過酷極まる逃避行にて、必死に生き抜いた実話。
現代の中学生が放送部の夏休みの課題に、1通の招待状から辿る物語。

「バンクーバーの朝日」星ヶ丘三越映画劇場
明日も見えない異国の地で、逆境を乗り越え、活躍した日本人の先駆者たちの
物語。戦前のカナダ・バンクーバーで実在した野球チーム選手たち。
歴史に埋もれた感動の実話は映画を観る喜びだ。

「ふたつの名前を持つ少年」名演小劇場
1942年のポーランド。ナチスドイツの手から逃れたユダヤ人の8歳の少年が
「たとえ親を忘れても、絶対に生きろ」という父との約束を胸に
たった一人で終戦まで3年間、生き抜いた感動の実話。
それにしても小さな子どもをドイツ秘密警察はこんなに執念深く追い詰めたかと
思うのだが、支配者にへつらい密告をする市井の人間たちの汚さも心に残った。
主人公は途中、右手を失うが、現在は家族を得て、幸せに暮らしている
ラストシーンがあり、救われた気持ちになった。

「セバスチャン・サルガド」名演小劇場
ブラジル生まれの報道写真家 セバスチャン・サルガドの作品の生き方に
迫る映画。戦争、難民、虐殺、ありのままの地球の姿を映し出していた。
故郷の荒野を緑化するプロジェクトにも取り組んでおり、彼の半生を
描いたドキュメンタリー映画は見ごたえがあった。
 

  

 


名古屋市港防災センターへ

2015-07-11 22:54:18 | ボランティア

毎週土曜日は、外国人で日本語を学びに来ている学習者のサポートを行っている。
今日は1ターム最後の授業となり、明日から9月始めまで夏休みとなるため、
午前中は勉強をして、その後、お弁当を一緒にとり、午後から移動しし、
ボランティア仲間とと学習者の皆さんと「名古屋市港防災センター」の見学に出かけた。
学習者にとって、全く地震を体験したことのない人もいるので、学びの一環として、
有意義であると企画したものだ。
以前、教室では防災をテーマとして、ビデオを観ながら、居住区のハザードマップを広げ、
「広域避難場所」「一時避難場所」など一緒に勉強して来た。

防災センターは地下鉄「港区役所」駅①出口から、徒歩数分の場所にあり、
入場も体験も無料である。
地震体験教室では、4~5名ずつが、過去に実際に起こった震度7クラスの地震を
体験しながら、適切な初期行動を勉強出来た。
煙避難体験では火災発生状況の中で、的確な行動がとれるよう、ハンカチで
口を押さえながら、低い姿勢で入口から出口までを体験。
中はかろうじて見える程度のうす暗い設定で、開かないドアも。

その他、「伊勢湾台風を知る」というコーナーでは3Dめがねを渡され昭和34年
当時の住居を再現した部屋の中で映像や音響、照明で演出され、
自然災害の恐ろしさを疑似体験するというもの。
当時の被害の状況は壁に展示されたモノクロ写真からも当時を思い出した。
学習者はタイ、中国、フィリピン、ネパール、etc.国籍はバラバラだが、交流も出来、
教室だけでは学べない、実りある一日だった。

  


名古屋港水族館へ

2015-07-02 23:02:14 | 歩いて知ろう会

高年大学27期クラブの同期仲間17名と名古屋港水族館へ出かけた。
昨日の悪天候と打って変わり、初夏の暑い日差しの中、風は心地よい。
9:30に現地、ポートハウスに集まり、打ち合わせ、連絡事項など例会を行い、
徒歩で水族館へ移動。
65歳以上は敬老手帳、運転免許証を提示すれば、半額の¥1,000で入館出来た。
イルカのパフォーマンス や ベルーガの公開トレーニングの様子などを見学。
イルカの素晴らしい演技一つ、一つに小学生や幼稚園児、大人からも
歓声があがる。
南館のリニューアルも終わり、水槽で泳ぐ魚達を観て廻る。
中でも、フワフワ浮遊していたクラゲの繊細な美しさに見惚れ、イワシが餌をめがけて
群れをなし、トルネードスピンする様は美しかった。

海の生物たちの泳ぐ様や、棲息する様子は童心に帰って、心を和ませてくれた。
終了後、クラス仲間たちと歓談しながらの食事はいつもながら楽しいものだ。

 

 


愚痴聞き地蔵さんと「豆福」見学

2015-06-19 21:08:53 | 歩いて知ろう会

今日はクラブ仲間たちと名古屋駅①出口から歩いて約10分の場所にある「桂芳院」と
西区新道にある製造から販売まで一貫して手掛けている豆菓子専門店「豆福」を
訪れた。
都会の一角にこんな場所があるのは全く知らなかったが、桂芳院の道路に面して
並んでいる六地蔵は交通安全、無病息災、合格満願、病気平癒、諸願成就、
水子守護と書かれている。
「愚痴聞き地蔵尊」だけは、塀の中に祀ってあり、右の耳に手を添えていつでも
愚痴を聞いてくれる態勢になっており、じっくりお参りできるよう陶製の椅子も
おいてあった。
「愚痴」とは・・人は不平不満のかたまり。人に対しては悪いことばかり目につき、
自分にはあまく、人には厳しい。これを「愚痴」と言うそうだ。
愚痴は言っても何もならない、ストレスを蓄積させ、聞いている方も不愉快になるが、
次から次へと際限なく、この愚痴は「貪り」「怒り」と共に3毒の一つとか。
愚痴を言いたくなったら、やはり愚痴聞き地蔵さんに聞いてもらうのが一番と
いう庶民の知恵から発生したものではないかと思った。

「豆福」は工房を併設して、豆菓子を販売している70年余の歴史を持つ
ところで、製造工程は仕切り窓を通して、見学出来、3代目の社長さんが、
解り易く説明してくれた。
機械化されているとは言っても、手作業に頼る部分が多く、熱気で
暑く、熟練の技も必要で、大変だと思った。
健康食品でもある豆は、お正月の黒豆、節分、お赤飯と豆は私たちの生活に
縁起物としても日本人には「まめ」という言葉でも深く結びついている。

豆菓子の試食品を味わいながら、ジャイアントコーンと直火焙煎アーモンド、
もち米だけで作ったという「柿の種」を土産に買った。