サークル活動とミーティングを午前中に終え、午後からワーナー・マイカル・シネマズ大高へ
映画「ロボジー」を観に出かけた。
邦画より洋画好みの私は今一つ期待はしていなかったのだが、結構面白いストーリーだった。
題名「ロボジー」とはロボットの中に入っているおじいさんであり、能力がないのにロボット制作に
携わり悪戦苦闘する3人の社員と、仕事をリタイアし暇を持て余す老人とが織りなす
ドタバタを描いた物語だ。
ある家電メーカーの落ちこぼれ社員3人組が会社の宣伝目的で二足歩行の
ロボットの開発を社長命令で下されるが、制作途中でロボットが突然歩きだすという
アクシデントで、高いビルの窓から地上に真っ逆さまに墜落し大破してしまう。
日数迫ったロボット博までに完成出来ず、切羽詰まった3人はロボットの中に
サイズの合う人間(老人)を入れ、誤魔化して「ニュー潮風」と名付けて出品。
老人は「着ぐるみショー」の中に入るアルバイトとして採用されたものだった。
会場で偶然、事故に見舞われそうになった女性を助けた事から、危険も察知出来るセンサーが
組み込まれていると勘違いされ、踊りも出来る最新鋭のロボットは一躍有名になる。
子どもから大人まで人気の的となり騒がれるが、段々、ロボットではなく人間が中に
入っているのではないかとマスコミに疑われ始め、ハラハラさせられる。
結末はどうなるんだろうと・・・。
主演の老人を演じていたのはロカビリー歌手として昔、一世を風靡した「ミッキー・カーチス」
だったが、俳優名は「五十嵐信次郎」となっていた。
先日、ロボットを題材にした近未来SF映画「リアル・スティール」を見たばかりなので、
比較してしまうが、ストーリーはもとよりロボットのメカ自体もアメリカと日本の
発想の違いが如実に顕れていて興味深かった。