命日を過ぎてしまったが、7月10日朝、娘一家と墓参にでかけた。
13年前の七夕の暑い日に、82歳の母は私たちと言葉を交わすこともなく
たった一日で逝ってしまった。
前夜は大相撲名古屋場所ダイジェストをTVで観ながら、アイロンをかけていたと言う。
いつも笑顔で元気だったので、高齢とは言えこんなに早くさよならするなんて思いもしなかった・・・。
母が眠るそのお寺の境内の松の木の下に、「榎本栄一」の詩の一節が掲示されている。
これは毎月書き換えられるので墓参時の楽しみの一つになっているが
一つ一つの言葉は深く私の心に沁みる。