名東生涯学習センターで自主活動する「めいとう朗読グループ」の発表会を聞きに出かけた。
発表会は年に1回とのことだが、今回で28年の歴史を重ねると言う。
私自身、本を読むのは大好きだが、どうしても作家、内容など偏ってしまいがちなので、
紹介された本から興味を持ち、新しい分野に広がることが出来るのを楽しみにしている。
交替でメンバー16名が朗読されたが、90歳からこの会で活動を始め、現在94歳のおばあさんの
登場に感動!
落ち着いてしっかりした口調で、読み手によって聞く側の本の味わいも大きく異なるものだ。
全員、声色も良く、明瞭な語り口、読むスピード、イントネーション、間の取り方、つかえることもなく
どの方もさすがと感心した。
読書には、目読の良さ(漢字が覚えられたり、行間から何かを感じたりetc.)もあるが、
こうして朗読で耳から味わうのも違った発見がありいいものだ。
パソコン学習会を行い、カセット録音により、広報なごや名東区版や身障者スポーツセンターだより
など作成するボランティア活動など、地域に根ざした素晴らしいグループである事も知った。
単に本を読むだけではなく、本を通して、輪を広げ、幅広い活動をしている素敵なグループ
だった。年が明けたら、早速「孫の手紙」と「花の顔」を読んでみよう。