今日は歩いて知ろう会で、日泰寺から城山八幡宮への史跡散策に出かけた。
地下鉄「覚王山駅」に集合 → 参道を進み日泰寺 → 相応寺 → 善徳寺 → 正法寺(尼僧寺)
→ 大龍寺 → 連理木(れんりぼく) → 城山八幡宮 → 末森城址まで 約2時間のコースだ。
3人のガイドボランティアの方から丁寧に説明をして頂く。
覚王山日泰寺の山号「覚王」は覚った王のことで釈迦を意味し、寺号は日本とタイを表していて、
タイ王国から寄贈された釈迦の遺骨を祀るために建てられたお寺は、日本でここだけだそうだ。
参道を進むと立派な山門があり、ここから、姫が池通りを渡った城山の森一帯にかけて織田、
徳川ゆかりの寺が続き、名古屋に住んでいながらほとんど訪れたことのないところばかりだった。
城山八幡宮では、楠や境内にある「連理木」とと呼ばれる御神木をみてまわった。
これは名古屋市内最大のアベマキという木で、一度分かれた幹が再び連なって、さらに伸びて
行くという珍しい成長をした樹木だと説明があった。
それで、夫婦円満、縁結びの御神木として信仰されているそうだ。
さらに進むと昭和2年に名古屋市が建てたという末森城址があったが、この辺りはかって
お城だったと窺わせるものはかすかに水のない、お堀のみだった。
樹木の多い静かなお寺の付近は、細い道路沿いに高級住宅街が続いており
少し肌寒くなってきた秋の一日、歴史散策を楽しんだ。
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