「第2回青年の船」45周年・同窓会が東京・代々木「国立オリンピック記念青少年総合センター」
であり、出席した。
「青年の船」は政府が明治100年を記念して始めた事業で、訪問国青年と友好親善を深め、
帰国後の、青少年の地域での活躍を期待する目的で総理府が主体となって実施された。
昭和43年7月、富士の裾野「御殿場青年の家」で研修後、9月全国から集まったのがこの場所で、
出港の地「晴海ふ頭」も今回、訪れたが、全く昔の風景はこの年月に変化しおており、殆ど
忘れてしまっていた。
昭和43年9月27日~11月20日まで55日間、「第2回青年の船「さくら丸」に乗船、
北海道から沖縄までの若い日本の同じ世代の仲間と、行動を共にし、アジアの7ケ国を訪れ
交流した。
管理者、団長、教官、報道関係者等に、団員を含め350余名の参加であったが、今、振り返っても
私の人生の中で、最も密度の濃い、忘れられない日々だ。
既に、亡くなった仲間もおり、参加した全員は45年の時の流れを感じずにはいられないが、
パーティで会話を交わせば、不思議に気持ちはあの頃に戻って、懐かしくもありお互いに
元気で再会出来たことを喜びあった。
九州、北海道、遠くはこの日の為に、ベルギーから参加の女性も。
1泊ののち、翌27日「出港当日」は2台の貸切観光バスに乗車し、出港地の「晴海ふ頭」を訪れ
出港前のワクワク感を思い出す設定に。
7年後、東京オリンピック・パラリンピック開催決定で、ここ晴海ふ頭は「選手村」となり、
私たちが世界に出港したこの場所に、世界からアスリートが終結するのは不思議な縁だと
企画したスタッフからメッセージがあった。
次回は5年後開催の50回目の同窓会にまた出席し、そして7年後のオリンピックも元気で
観戦、応援したいものである。
国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟正面
晴海ふ頭 東京駅前JPタワー KITTE 6階にて
愛媛・石川・和歌山・静岡・埼玉の仲間と一緒に 東京駅前を望む
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