おばさんの落書き部屋

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鈴虫寺へ

2011-10-12 20:29:14 | 旅行

京都へ行くからには絶対に行ってこなくちゃ!と言う娘の薦めに従って行列の出来るお寺として有名らしい
鈴虫寺へ立ち寄る。
行ってみると噂に違わず、道路から山門まで、また山門から書院に入るまで長い行列が出来ていた。

秋だけでなく四季を通じて鈴虫の音色を聞くことができる境内なので「鈴虫寺」という名で呼ばれており、
正式名称は「妙徳山 華厳寺」とのこと。
靴を脱いで中に入ると、お茶と落雁のお菓子が配られ、お坊さんからお寺のことやお参りの仕方、
日々の心の持ち方など説法があった。

説明によるとお寺の石段を上った山門脇に「幸福地蔵さん」が立っていて普通は裸足なのだが、
ここのお地蔵さんは日本で唯一、わらじを履いているのだそうだ。
これは一つだけ願いを叶え、救いの手をさしのべるために個々の自宅まで歩いてきて下さるからだと。
平素、信心深くもなく加えて素直でない私だが、半信半疑ながらもお守りを買い説明通りそのお守りを
両手に挟み名前、住所、そして、ひとつ願い事を心の中で唱えた。
願いが叶ったら、お礼参りにこの寺を再び訪れ、お地蔵さまの前で感謝の気持ちで手を合わし、
お守りやお札は受付に納めるのだそうだ。

全国から入学、開運、良縁、健康などを願って多くの人が祈願に来るそうだが、
みんな願いが叶って幸せになれればこんな素晴らしいことはない。

お参りすることで、少しだけ自分の心と向き合う時間を持って、京都を後にした。

  



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