午前中、「歩いて知ろう会」メンバーで西区則武新町4丁目にある「産業技術記念館」を
訪れた。
リーフレットによると、ここは旧豊田紡織本社工場跡に残されていた建物を貴重な産業遺産として
生かしながら設立したものだそうだ。
内部は大きく1F「繊維機械館」と2F「自動車館」に分かれており、世界の「トヨタ」の
軌跡を辿ることができるが、自動織機を発明した豊田佐吉の研究と創造の精神とモノ作りの
努力には驚かされるばかりだ。
館内では、人力→機械へ 飛躍的な生産性をあげて行く段階を担当の職員の方が綿から
糸に紡いだり、機械を動かして丁寧な説明をしてくださった。
繊維資料館では動力や制御の移り変わりが展示され、自動車館では創業当時の工場が
再現され、昔、懐かしい車がずらっと並べられていた。
パイオニアの時代から速さとロマンとニーズに応じて多様化してきた変遷を一挙にみることが
出来た。長久手市にある「トヨタ博物館」と併せてここは車好きの人にはたまらない場所だろう。
全員で予約してあった付属施設レストラン「ブリックエイジ」にてランチと歓談ののち、散会。
午後からは、中区役所ホールで開催の市民大学公開講演会へ立ち寄った。
講師は名古屋音楽大学 金山正一教授(ピアニスト) 「ピアノはうたう」と題し、
ピアノの連弾やソプラノ歌手との演奏、ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロとの五重奏もあり、
プログラムは多彩な構成になっていて、音楽で優雅なひとときを楽しむことが出来た。
お立ち寄りください。土日の午後には、時々ミニコンサート(無料)があります。プログラムはHPで見ることができます。又、時々お邪魔します。