カースト制度(身分制度)により忌み嫌われる生活習慣の中で生まれ育ったマータンガ聖者は、心境の上昇に伴って、神々が行き来する世界へと生きながら至ります。
この時には、様々な自我(ワレヨシ)の欲望から完全に離れており、心はブラフマン神(ヒンドウー教の最高神)の世界にコノ世に生きながら生まれ直したのです。
マータンガ聖者が生まれた最底辺の身分階級は、彼がブラフマン神の居る世界に生まれ直すのに、何の障害にも成りませんでした。
(原始仏典 釈尊の言葉 スッタニパータ編 第1章7節-No.139)
(感想)
* 「人間は、生きながら生まれ直すことが可能である」
この項で釈尊は、非常に重要なメッセージを発言されています。
現代の人間には、TVゲームに失敗すれば、「リセットすれば良い」という安易な考え方があります。
これが高じて、人生で嫌なことが有れば、「命をリセットすれば良い」という手段(自殺)を考える人が近年に増えたと思います。
特に未成年者は、ゲームのリセット習慣そのままに、安易に死を選択することに成りかねないことが社会で見られます。
私達は、
・ この会社に居ても、絶対にダメだ。
・ この家庭だから、ダメなんだ。
・ この病気に罹ったから、もう希望は無い。
・ 色々な変えられない身体的な条件。
このようにコノ世では、「絶対に変えることが出来ない」と思い込む「条件」を認識した時に、絶望と、人生をリセットしたいという思いしか、人には思い浮かばない傾向があるかも知れません。
しかし、マータンガ聖者は違ったのです。
マータンガ聖者が生まれ育った非常に苦しい生活条件は、彼を、
・ 非常に慈悲深い人間に上昇させた。
・ どこまでも謙虚で、下から目線で公平に考える人間にした。
・ 誰にもマネが出来ないほど、徹底した修行生活に没入させた。
もしマータンガ聖者が、普通の中流階級に生まれていたならば、彼はブラフマンの世界へと至る人間に成れたのでしょうか?その場合は、
* 人間に、そこまでの決意をさせ難い。
という状況になりがちなのも、コノ世です。
ここで浮かびます言葉は、
・ 艱難汝を玉にす (かんなん なんじをたまにす)
非常な苦労や困難こそが、人を立派な人間にすること。
・ 人間 万事塞翁が馬 (にんげん ばんじさいおうがうま)
私たちの何が、幸いに・不幸に、転じるのかは未知なのです。
このようなことがマータンガ聖者には、実際に起こったと言えます。
でも釈尊こそは、国王の息子に生まれながら、
・ 最高の生活と身分を苦しく感じた。
・ コノ世の矛盾に苦しんだ。
という稀有な御方です。
コノ世での生まれや、絶対的条件に関係なく、自分の心は無限大の自由だということを再認識しましょう。
自分が持つ苦労こそが、自分の心を神々の居る世界まで連れて行ってくれる可能性が誰にでも有るという趣旨の項でした。
どんな条件の中でも、絶望せずに、命をリセットしたいと思わないで、
「期間限定の」コノ世を精一杯に楽しんで見ましょう。
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