3月11日(金)
毎年、この時期になるとフクジュソウが見たくなる。
雪解けの登山道はぬかるんで敬遠したいところだが、フクジュソウの魅力に負けて今年も登ることにした。
無料駐車場があるりっぱな「藤原岳大貝戸休憩所」。
ここは無料で25台くらい車が置ける。
早朝に自宅を出発したが、30分走ったところで上着を忘れたことに気が付いて自宅までUタ~ン。
1時間も時間ロス 駐車できるか心配しながらきたが、まだ3台空いていたので助かった!
登山口に登山届けポストがあるので、ここに登山計画書を提出し、鳥居を潜って登山道に入って行く。
ジグザグの急登をこなしていくと石仏がある2合目につく。
さらに登って行くと3合目・・・4合目と高度を上げていく。
4合目からは自然林が美しい雰囲気がよい森が広がる。
野鳥も多く、コガラやエナガが飛び交っていた。
朝の光が木立から降り注ぎ、3月上旬としては暖かい陽気だ。
上を見上げると花がたくさん付いたアセビがあった。
8合目で聖宝寺コースと合流する。休憩には良い場所だ。
雪解け時はここから登山道がぬかるみになり、滑りやすくなっていることが多い。
今年は雪が少なかったせいか、ぬかるんでなく歩きやすかった。
夏道は崩壊しているところもあるので注意したい。
少し登って振り返ると、白く雪を被った能郷白山と白山が見えた。
伊吹山には、まったく雪がない。
登っていると身体はポカポカだけど、山の夜は寒いだろう。
霜柱があった。
まだ早いか、フクジュソウはほとんど蕾で株が例年より少ない感じがした。
9合目では南東に展望が開ける。フクジュソウも多くなってきた。
太陽の光を浴びたフクジュソウが光り輝いている。
今年も会えた、「幸せを招く花、フクジュソウ」
9合目から最後のひと踏ん張りすると、道も緩くなり、展望台と山荘が見えてくる。
藤原山荘に着いた。
ここから展望台へは20分、天狗岩へは30分の表示がある。
時計を見ると、もう昼前。
展望台に行く前に腹ごしらえしよう。風が強いので山荘に入ってランチした。
山荘の前から見えるピークが展望台。
コッヘルでちょっとしたお料理をして温まってから、展望台へ向かった。
展望台への登り途中から見た景色。きれいだ~。
採石されて切れ落ちている。山が削られて段々と無くなっていきそう~ 将来が心配!
山荘があんなに小さくなった。少し登っただけなのに遠くにきた感じ。
展望台は石灰岩の岩が積まれたようなところ。
20分もかからずに到着~。
藤原岳 1140m(国土地理院)
とりあえず記念写真を撮る。(笑)
展望台から見える山々。
竜ヶ岳、奥の方には御在所岳と鈴鹿の山々が見える。
展望台から山荘に戻り、今度は天狗岩へ。県境縦走路を北へ向かう。
カレンフェルトの高原台地はとっても気持ちよい。
秋にはトリカブトやシロヨメナの群生地になり、その時期も素晴らしい。
白瀬峠への分岐。天狗岩へ。
天狗岩への登り。ここを登ると天狗岩ピーク。
天狗岩 1165mに到着。
後方に見えているピークは展望台。
天狗岩から山荘に戻り、帰りもフクジュソウを見ながら下山した。
下山後、セツブンソウ群生地に寄ってみた。
ちょうど満開のセツブンソウが見れた。
登山道のぬかるみも少なくて、楽しいお花見登山だった。
本日のコース
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