平成23年 10月 9日(日)
香肌富士と呼ばれている高鉢山に登った。
三峰山脈と台高山脈の間にある地味な山だ。
飯高町七日市から見た高鉢山。
林道七日市線の空き地に車を駐める。
林道は右手に延びているが、まっすぐ伸びる方向へ進むと 突き当たりになる。(駐車可)
上へ上へと登っていく。段々と光りが明るくなってきた。
何本か伐採してあるところが登山道みたいだ。あまり人が入っていないようだ。
尾根に上がって暫くするとちょっとしたピークがあった。
なんかトイレみたいな建物と思ったら、ここにパラボラアンテナが付いていた。
NHKの表示も近くにあった。
さあ、そろそろ方向転換しないと高鉢山と反対方向に歩いているよ。
この辺りに道があるはずだ。
中継所の後ろに回ってみる。
あった、あった。この尾根を歩いていくといいんだ。折角登ったけど尾根を降りる。
鞍部からまた登る。
前方が明るくなってきた。何が見えるんだろう。(*^o^*)ドキドキしながら登る。
早足になるね。
登って目の前に現れたのは林道だった。
ここを登るのが手っ取り早いか。
なんとか登れた。
植林帯の中を進んでいく。
段々、急登になってくる。落ちていた木を掴んで杖代わりに使った。
岩が点在している所を通過する。
もうすぐ山頂だと思うけど、急斜面でゆっくりしか進めない。
おまけに足元にはマムシがとぐろを巻いていた。
危ない、危ない、もう少しでマムシを踏みそうだったよ。(^▽^;)
山頂に「屏風岩まで200m 」と書かれた案内板があったので、そちらの方向に歩いていく。
もうそろそろ200mなんだけど、何処にあるのだろう?
木の赤テが巻いてある。きっとこれだ。
植林の杉の間から屏風岩らしき岩が見える。
ここから見る限りただの大きい石があるだけという感じだ。
屏風岩の上から下を覗いてみるが眼下には木々が茂り高度感は得られなかった。
見に来る価値はあまりないなあ。(笑)
山頂周辺は自然林も多い。キツツキのドラミングの音、小鳥のさえずり、鳥の羽ばたきなど
鳥が多くいた。野鳥ウォチングするには、いいところだ。
山頂の方に戻る。台高の山々や町が見えた。
なかなかの景色だ。
帰路は電波塔の横から降りていく。
自然林の急坂を下る。
かすかに登山道らしき道がある。
自然林から杉の植林にかわり、下には林道が見えている。
降りてきた所を見る。
少し林道を歩いて、また山の方の道を歩く。
林道は左手の方に走っている。
登山道を進むと林道に降りている。
林道に降りると「高鉢山登山口」と書かれたプレートがあった。
ここが高鉢山の登山口だった。
ここは脇谷線。
林道の舗装道が陥没崩壊している。
さらに進むと道路が見えない程の土砂崩れ。
どこから通るのよ^^ 大丈夫?
倒木の下を潜って通過したよ。
さらに進むと、また土砂崩れがあった。どれだけこのような状態が続くのだろう。
下に降りられるだろうか。もっと酷い所はないだろうかと思う。
人の話声がした。こんな所で人に会うと思ってなかったので、少しホッとした。
しきみ取りに来たけど、林道が通行止めになっていたので気になって林道を
登ってきたらしい。被害の凄さに驚かれていた。
土砂崩れを越えて林道を降りるとしきみ取りの方の車があった。
林道脇にはアケボノソウがたくさん咲いていた。
所々にある高鉢山登山口のプレート。
ゲートを通過する。
林道を抜けると、「林道高鉢線」と書かれたりっぱな石柱があった。
七日市町の方へ 下りていく。
来る時は、この高鉢山登山道の案内板を見てくると分かりやすい。
車を駐めた林道、七日市線を進む。
そして車を駐めた場所に戻った。
高鉢山への正規ルートは林道高鉢線から入り、林道が二手に分かれていて分岐点に
高鉢山登山道と書かれた標識がある。ここまで車で来れるが、現在土砂崩れで通行止め
になっているので、整備されてから登った方がよいだろう。
もし登るのであれば、舗装された林道歩きになるでしょう。
今日のルート
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